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2019年10月31日 -手元供養のことなら京都博國屋

手元供養についてお問合せ頂く時の質問内容が変わってきたような気がします。今までは、手元供養の1~10までを聞きたい方が多かったのですが、最近は5~10といったように、手元供養を少し知っていて、”もっと詳しく”というような聞き方になっています。

「珍しい供養の方法の1つ」だったのが、”普通”の供養として浸透してきたんだなと思います。だけども世の中には、色々なお骨の行き先があります。世界の珍しい供養方法を紹介します。

鳥葬(ブータンなど)


この言葉を知ったのは、伊坂幸太郎さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」という小説です。

うろ覚えですが、ブータン人にとって死は生まれ変わるだけなので怖くない。誰かの生まれ変わりが、今、目の前にいる虫かもしれないので、生き物にはすべて優しくする。のようなことが書いてあったと思います。

鳥葬は、多くの生き物を食してきた人間が、死後は他の生命のために捧げる意味合いがあるようです。自然に還る、自然の循環に溶け込むというような感じですかね。

これが動物ではなく、植物であれば樹木葬ですね。

風葬(インドネシアなど)


今、日本でこれを聞くと散骨の一種で、例えば、どこか広い土地で風の吹くまま、粉骨したお骨を巻くといったことだろうなと想像します。

しかし実際は、遺体を焼いて、粉骨するのではなく、そのまま「風化」するのを待つということです。日本でたまにニュースになるようなことですが、10年前後、自宅でご遺体を安置することもあるようです。

「死と共存」らしいですが、経過というか、焼骨ではないので、すぐに土に還りません。私の感覚ではホラーとして思えない方法です。

水葬(イギリス)


これを初め聞いた時、驚きと未来だなあと感動しました。受け入れられるかは別ですが。

火葬、土葬ときて水葬ならば、水で埋葬と変な言葉ですが、例えばご遺体を母なる海に沈めるや、大河に流すなど考えられますが、そうではなく、ご遺体を「液化」するということらしいです。

これまたホラーなサイコな感じに思えます。

化学技術によるもので、ご遺体は「骨」と「液体」になります。人工的に溶かすというと違和感で恐ろしい技術に感じますが、例えば土葬して、バクテリアがご遺体を分解して自然に還す方法と理論的には同じ作業らしいです。

なのでこの液化したものを庭に撒いて植物の栄養にして、自然に還すこともできます。

このように「本当に?!」というような、埋葬?供養?方法があります。環境問題や土地柄などから、もしかすると日本でも火葬ができなくなる時代が来るかもしれません。

そうなると別な方法で故人を送る技術が生まれると思います。それが残された人にとっても良い方法でありますことを願います。

  • 手元供養の博國屋代表山崎譲二

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    「はじめまして、ひろくに屋店主の山崎譲二です。手元供養品を2002年から京都で製造販売しております。手元供養についてわからないことございましたら、いつでもご相談ください。」

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