最近では、お墓を持たずに遺骨をご自宅で保管する方が増えてきました。 「お墓はいらない」「身近で供養したい」そんな思いから選ばれる“手元供養”ですが、実は思わぬトラブルや悩みに直面することも少なくありません。
今回は、遺骨をご自宅で保管するうえで起こりうる注意点と、その対策方法についてご紹介します。
1. 湿気による「カビ」
最も多く寄せられるご相談が「カビ」についてです。
ご遺骨は焼骨であるとはいえ、湿気を含むとカビが生えることがあります。特に密閉されていない骨壺や、湿度の高い場所に置かれた場合は要注意。
対策:
- 乾燥剤を入れる:市販のシリカゲルや繰り返し使える除湿剤がおすすめ。
- 調湿機能のある容器を選ぶ:たとえば檜製の骨壺は、湿度を調整してくれる天然の調湿器のような役割を果たします。
2. ほかの人に「遺骨と気づかれない」ことによる混乱
故人を想って丁寧に保管していたとしても、残された家族や他人がそれを知らなければ、処分されたり驚かれたりするリスクがあります。
ジュエリータイプや雑貨のようなデザインの供養品では、特にこうしたケースが起こりやすいです。
対策:
- 見た目で供養品だとわかるものを選ぶ:京都博國屋では、ひと目で「これは大切なもの」と伝わるデザインを重視しています。
- メモやしおりを添える:中に何が納められているのかを記したカードやメモを添えておくと安心です。
3. ご自身が亡くなった後の「管理問題」
ご自身が亡くなったあと、その遺骨をどうするか決めていないと、ご遺族が困ってしまうことがあります。大切にしてきた供養品が、後に「どう扱っていいかわからない遺骨」になってしまう可能性も。
対策:
- 天然素材のものを選ぶ:竹や木、和紙などの天然素材で作られた供養品であれば、ご自身が亡くなった際にそのまま棺に入れて一緒に火葬することができます。
- 事前に伝えておく:手紙やエンディングノートで、「これは○○の遺骨で、自分の死後はこうしてほしい」と意思表示しておきましょう。
まとめ
自宅での供養は、心に寄り添う温かな選択肢ですが、実際にはさまざまな注意点があります。 それらをきちんと把握し、対策を講じることで、ご自身も、ご家族も、安心して故人を偲ぶことができます。
京都博國屋では、そうしたお悩みに寄り添い、素材・構造・デザインすべてに意味を込めた供養品をお届けしています。
ご自宅での供養をお考えの方は、ぜひ一度ご覧ください。

