カテゴリー: コラム

  • 手元供養の原点、納骨オブジェ「地蔵」

    手元供養の原点、納骨オブジェ「地蔵」

    大切な人を見送ったあとも、「まだそばにいてほしい」「毎日手を合わせられる場所がほしい」と感じる方は少なくありません。

    近年では、“手元供養”という言葉も広く知られるようになり、自宅で故人を偲ぶという供養のかたちが少しずつ社会に浸透してきました。

    その中で、博國屋の納骨オブジェ「地蔵」は、長く多くの方に選ばれ続けている手元供養品のひとつです。


    「そばに置いて供養したい」という想いから

    以前は、ご遺骨はお墓へ納骨するものという考え方が一般的でした。

    しかし、大切な人を失った直後に「すぐ納骨する気持ちになれない」と感じる方は少なくありません。

    • まだ離れたくない
    • 家族の近くで見守っていてほしい
    • 毎日手を合わせられる場所がほしい

    そうした想いから、自宅で故人を偲ぶ“手元供養”という考え方が少しずつ広がっていきました。

    納骨オブジェ「地蔵」は、その想いに寄り添う供養品として生まれたお品です。


    納骨オブジェ「地蔵」の特徴

    納骨オブジェ「地蔵」は、ご遺骨の一部を納めることができる供養オブジェです。

    やさしいお地蔵さまの姿には、悲しみの中にある心を静かに落ち着かせてくれるような温かみがあります。

    仏壇のように大きなスペースを必要とせず、リビングや寝室など、普段の暮らしの中にも自然に馴染みます。

    手を合わせたくなる存在

    お地蔵さまは、古くから“見守り”や“寄り添い”の象徴として親しまれてきました。

    納骨オブジェ「地蔵」も、単なる保管容器ではなく、故人を身近に感じながら静かに向き合える存在として、多くの方に選ばれています。

    朝の挨拶をしたり、ふと話しかけたり。

    日々の暮らしの中で自然に故人を感じられることは、手元供養の大きな意味のひとつかもしれません。


    正絹の納骨袋にお納めしています

    納骨の際には、ご遺骨を正絹の納骨袋へお納めします。

    そのため、手元供養をされていた方が将来的にお亡くなりになった際には、この納骨袋ごと一緒に火葬していただくことも可能です。

    “自分が亡くなったあとも、一緒に眠りたい”

    そうしたお気持ちから選ばれる方もいらっしゃいます。

    手元供養は、「今そばに置くため」だけではなく、その後の時間も含めて故人とのつながりを考える供養のかたちでもあります。


    供養に、決まった正解はありません

    お墓へ納骨することも、自宅で供養することも、どちらが正しいというものではありません。

    大切なのは、故人を想う気持ちが、自分にとって自然なかたちで続いていくことだと思います。

    納骨オブジェ「地蔵」が、故人との時間を静かに支える存在となれば幸いです。

    納骨オブジェ「地蔵」の詳細はこちら

  • 手元供養で後悔しないために|よくある悩みと失敗しない選び方

    手元供養で後悔しないために|よくある悩みと失敗しない選び方

    手元供養について調べる中で、「後悔しないか」「自分に合っているのか」と迷われる方は少なくありません。

    大切な方を想うからこそ、選び方に慎重になるのは自然なことです。
    一方で、選び方を間違えてしまうと「思っていたのと違った」と感じてしまう可能性もあります。

    この記事では、手元供養を検討されている方に向けて、よくある悩みや迷いやすいポイントを整理しながら、後悔しないための選び方をご紹介します。


    手元供養で迷いやすいポイント

    手元供養にはさまざまな形があります。

    • ミニ骨壺として自宅に安置する
    • 遺骨ペンダントとして身につける
    • 納骨できるオブジェとして飾る

    選択肢が多いからこそ、「どれが自分に合っているのか分からない」と感じる方も多いです。

    まずは、どのような点で迷いやすいのかを見ていきます。


    よくある悩みと注意しておきたいポイント

    サイズがイメージと違う

    実物を見ずに選ぶ場合、「思っていたより小さい(または大きい)」と感じることがあります。

    特に分骨量とのバランスは重要です。
    事前にどの程度納めたいのかを確認しておくことで、ミスマッチを防ぐことができます。

    ミニ骨壺(木製)の商品一覧を見る
    ミニ骨壺(金属製)の商品一覧を見る


    持ち歩くか、自宅に置くかで迷う

    手元供養には「持ち歩く」「自宅に安置する」という大きな違いがあります。

    • いつも身近に感じたい → 遺骨ペンダント
    • 落ち着いた場所で供養したい → ミニ骨壺・オブジェ

    使い方を明確にすることで、選びやすくなります。

    遺骨ペンダントの商品一覧を見る


    素材の印象が合わない

    写真では良く見えても、
    実際の質感や雰囲気がイメージと異なることがあります。

    主な素材にはそれぞれ以下のような特徴があります。

    • 木製:やわらかく温かみがあり、空間にもなじみやすい
    • 金属製:しっかりとした重みがあり、耐久性や安心感がある
    • 陶器製:落ち着いた質感で、従来の骨壺に近い安心感がある

    素材によって印象や手に取ったときの感覚は大きく異なります。
    見た目だけでなく、日常の中でどのように感じるかをイメージしながら選ぶことが大切です。


    取り扱いに不安を感じる

    「しっかり閉まるのか」「外れないか」など、構造面の不安を感じる方もいらっしゃいます。

    日常的に扱うものだからこそ、密閉性や構造についても確認しておくと安心です。


    保管環境が気になる

    湿気や保管場所について気になる方も多くいらっしゃいます。

    直射日光や高温多湿を避け、落ち着いた場所に安置することで、安心してお使いいただけます。


    ご家族との考え方の違い

    手元供養は個人の想いだけでなく、ご家族との共有も大切になります。

    事前に方向性を話し合っておくことで、あとからの行き違いを防ぐことができます。


    後悔しないための選び方

    ここまでのポイントを踏まえ、
    選び方をシンプルに整理すると次の3つになります。


    ① 用途で選ぶ

    まずは「どのように供養したいか」を考えます。

    • 持ち歩く → 遺骨ペンダント
    • 自宅に置く→ ミニ骨壺・オブジェ

    また、「持ち歩き」と「自宅に置く」のどちらにも対応できるものとして、状況に応じて使い分けができるタイプの手元供養品もあります。

    当店では、持ち歩きと自宅での供養の両方に対応したに「ぎりつつ・灯」シリーズもご用意しております。

    にぎりつつの商品一覧を見る

    ここが曖昧なままだと、後から違和感が出やすくなります。


    ② 素材で選ぶ

    見た目や手触りは、日常の中で感じ続ける要素です。

    主な素材には以下のような違いがあります。

    • 木製:やわらかく温かみのある印象
    • 金属製:しっかりとした重みと耐久性
    • 陶器製:落ち着いた質感で、従来の骨壺に近い安心感

    それぞれに特徴があるため、見た目の好みだけでなく、どのような雰囲気で供養したいかを基準に選ぶことが大切です。


    ③ サイズで選ぶ

    分骨する量に対して、適切なサイズを選びます。

    「どのくらい納めたいか」を基準に考えることで、選びやすくなります。


    実際にご覧になりたい方へ

    手元供養品は、サイズ感や質感など、写真だけでは分かりにくい部分もあります。

    もしご不安な点がある場合は、実際に手に取ってご覧いただくことも一つの方法です。

    当店では、実物をご確認いただける環境もご用意しておりますので、「どのくらいの大きさなのか」「どんな質感なのか」といった点も、直接ご確認いただけます。

    まずはご覧いただくだけでも問題ございませんので、どうぞお気軽にお越しください。

    ■京都市営地下鉄 烏丸線 丸太町駅からの経路

    ■京都市営地下鉄 東西線 京都市役所前駅からの経路

    ■京阪 神宮丸太町駅からの経路


    手元供養は「自分に合った形」を選ぶことが大切です

    手元供養に正解はありません。

    大切なのは、ご自身の想いや生活の中で無理なく続けられる形を選ぶことです。

    少しでも迷いがある場合は、用途や素材、サイズといった基本のポイントから整理してみてください。

    その上で、ご自身に合った形を見つけていただければと思います。

  • 「家に置いておきたい日」と「連れて行きたい日」がある

    「家に置いておきたい日」と「連れて行きたい日」がある

    — 気持ちに合わせて変わっていい、手元供養のかたち —

    気づくと、ふと手に取っている日があります。
    特別な理由はないのに、そばに置いておきたくなる日。

    一方で、
    部屋のいつもの場所で、静かに寄り添うように過ごしてもらうだけで、それで十分だと感じる日もあります。

    どちらも、嘘のない気持ちです。


    いつも同じ気持ちではいられない

    大切な人を想う気持ちは、時間とともに、少しずつ形を変えていきます。

    強く近くに感じたい日もあれば、少しだけ距離をとって、日常に戻りたい日もある。

    それは薄れているのではなく、ただ“変化している”だけです。


    「ずっと一緒にいる」ということの重さ

    常に身につけることは、安心につながる一方で、遺骨ペンダントを外したときの置き場所に迷ったり、気持ちが追いつかない日があったりします。

    “いつも一緒にいる”という形が、必ずしも楽とは限りません。


    かといって、離れているのも違う

    自宅での供養は、静かで、穏やかな時間をつくってくれます。

    ただ、外に出たとき、ふと「ここにいない」と感じる瞬間がある。

    その感覚に、寂しく感じることもあります。


    本当は、どちらかを選びきれない

    多くの方が感じているのは、

    「持ち歩きたい」と
    「置いておきたい」のあいだにある気持ちです。

    今日はそばにいてほしい。
    でも、明日は静かに見守っていてほしい。

    そのどちらも、自分にとって必要な感情です。


    気持ちは、日によって変わっていい

    供養の形まで、無理に一つに決める必要はありません。

    今日は連れて行く。
    今日はここに置いておく。

    それくらいの柔らかさのほうが、長く続いていきます。


    「置くこと」と「持ち歩くこと」のあいだで

    最近は、手のひらに収まる小さな供養のかたちもあります。

    普段は部屋の中で、静かに寄り添うように置いておく。

    そして、必要なときだけ、そっと手に取って連れ出す。

    どちらかに決めるのではなく、その時の気持ちに合わせて選べるかたちです。


    距離は、自分で決めていい

    近くに感じたい日もあれば、少し離れていたほうが心が落ち着く日もある。

    そのどちらも自然で、間違いではありません。

    大切なのは、無理をしないこと。


    最後に

    「置いておきたい日」と「連れて行きたい日」、
    どちらの気持ちもあることに気づいたとき、無理にどちらかを選ばなくてもいいのかもしれません。

    普段は自宅に置いておきながら、必要なときだけそっと持ち出す。

    そうした使い方ができる手元供養のかたちもあります。

    灯(とう)シリーズはこちら

    にぎりつつ灯 自宅に置いておくことも、持ち運びもできる手元供養
  • 手元供養を選ばれた方の声|それぞれの想いと選択

    手元供養を選ばれた方の声|それぞれの想いと選択

    手元供養について、ご相談をいただく中で感じるのは、そのきっかけや想いは、本当にさまざまだということです。
    同じご供養であっても、選ばれる理由やタイミングは、お一人おひとり異なります。
    今回は、実際に手元供養を選ばれた方のお話を、いくつかご紹介いたします。

    お墓に納骨したあとに感じたこと


    ご家族で話し合い、お墓への納骨を終えられたあと、
    「きちんと見送ることはできたけれど、思っていた以上に寂しさが残った」
    というお声も見受けられます。

    その後、ご遺骨の一部を手元に残す(分骨)という選択をされ、
    「そばにあるだけで、気持ちが落ち着くようになった」
    といった変化を感じられる方もいらっしゃいます。

    すべて手放すことに迷いがあった方


    散骨や樹木葬をご検討されていた方の中には、
    「自然に還してあげたい気持ちはあるけれど、すべてを手放してしまうことに迷いがある」
    というお声も少なくありません。

    そうした中で、一部を手元に残すという形を選ばれ、
    「気持ちの整理が少しずつついてきた」
    と感じられる方もいらっしゃいます。

    すべてか、何も残さないか、ではなく、
    “少しだけ残す”
    という選択が、心の負担をやわらげることもあるようです。

    日常の中で自然に感じていたいという方


    「特別な時間ではなく、日常の中で自然に思い出したい」
    そうした想いから、リビングの一角や、ふと目に入る場所にそっと置くことで、
    「改めて向き合うというよりも、いつもそばにいてくれるような感覚になる」
    といったお声もいただいております。

    手元供養赤地蔵日常風景

    手元供養は、形式にとらわれず、その方らしい距離感で向き合える点も、大きな特徴のひとつかもしれません。

    また、こうした日常の中でそっと寄り添うかたちとして、小さな納骨オブジェや、身につけられるペンダントなどを選ばれる方もいらっしゃいます。
    ▶ おすすめ手元供養品はこちら

    商品一覧

    ペットも同じように


    近年では、ペットのご供養として手元供養を選ばれる方も増えています。
    「家族として一緒に過ごしてきたからこそ、これからもそばに感じていたい」
    そうした想いから、人と同じように手元供養を取り入れられるケースも多く見受けられます。

    追憶(ペット写真)

    ※ペット供養については、以下の記事でもご案内しております。
    ▶ペットも大切な家族。手元供養という選択肢が増えています。
    ▶ペットの供養方法にはどんな選択肢がある?

    最後に


    手元供養を選ばれる理由に、決まったかたちはありません。
    ただ共通しているのは、「そばに感じていたい」というお気持ちです。
    その想いに、無理のないかたちで応える選択のひとつとして、手元供養があるのかもしれません。

    ご相談について


    どのような形がご自身に合うのか、迷われることもあるかと思います。

    博國屋では、実際に手に取ってご覧いただくこともできますので、ご希望がございましたら、お気軽にご相談ください。
    ▶ ご来社・ご相談についてはこちら

  • 手元供養を考え始めるきっかけとは

    手元供養を考え始めるきっかけとは

    手元供養について、ご相談をいただく機会が増えてまいりました。

    「まだお骨は家に置いているけれど、このままでいいのか」
    「納骨のことも考えているが、気持ちの整理がつかない」

    そうしたお気持ちの中で、手元供養という選択を知り、考え始められる方が多くいらっしゃいます。

    ※ご遺骨をご自宅に安置することについては、こちらの記事でもご案内しております。
    ▶ お骨は家に置いていてもいい?――手元供養という祈りのかたち

    きっかけは、ほんの小さな違和感から


    手元供養を考え始めるきっかけは、特別な出来事ではないことがほとんどです。

    ・納骨を終えたあと、思っていた以上に寂しさを感じた
    ・お墓が遠く、なかなかお参りに行けない
    ・散骨を考えているが、すべて手放すことに迷いがある
    ・ふとした瞬間に、もう少しそばに感じていたいと思った

    こうした、日常の中の小さな感覚が、手元供養を考えるきっかけになることが多いように感じます。

    「どうするべきか」ではなく「どうありたいか」


    ご相談の中でよくあるのが、
    「本当はどうするのが正しいのでしょうか」
    というご質問です。

    けれど、供養のかたちに正解はありません。

    お墓に納めることも、ご自宅で手元供養を続けることも、どちらも大切な選択です。

    だからこそ、「どうするべきか」ではなく、「どのように感じていたいか」を大切にしていただきたいと思います。

    手元供養は「少しだけ残す」という選択


    手元供養は、すべてを手元に残すというものではなく、「少しだけ残す」という選択でもあります。

    実際に、

    ・一部を分骨して手元に残す
    ・残りはお墓や樹木葬へ納める

    といった形で、気持ちと現実のバランスを取りながら選ばれる方も多くいらっしゃいます。

    無理に決めきるのではなく、ご自身にとって無理のないかたちを選ぶことが大切です。

    そばにあるという安心感


    手元供養を取り入れられた方からは、

    「そばにあるだけで、気持ちが落ち着く」
    「日常の中で自然に思い出すことができる」

    といったお声をいただくことがあります。

    特別な時間をつくるのではなく、日々の暮らしの中で、自然とつながりを感じられること。

    それも、手元供養のひとつのかたちです。

    ミニ骨壷阿吽
    木目を生かした拭き漆に豪華な金の縁取り「阿吽」(あうん)

    最後に


    手元供養を考え始めるタイミングに、決まった時期はありません。
    今すぐに決める必要もありませんし、無理に進めるものでもありません。

    ただ、
    「少しだけそばに感じていたい」
    そう思われたときに、ひとつの選択肢として思い出していただければと思います。


    こちらの記事もご参考ください。
    ▶ 手元供養とは?あらためて考える「小さなお墓」というかたち

    また、実際にどのような形で取り入れられているかは、以下の記事やお客様の声もご参考ください。
    ▶ 手元供養を選ばれる方の声から見えてきたこと
    ▶お客様の声

  • 手元供養とは?あらためて考える「小さなお墓」というかたち

    手元供養とは?あらためて考える「小さなお墓」というかたち

    手元供養について、ご相談をいただく機会が増えてまいりました。

    すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今回はあらためて、手元供養という考え方について、やさしく整理してみたいと思います。


    手元供養とは

    手元供養とは、ご遺骨の一部を手元に残し、ご自宅などで供養を行うかたちのことをいいます。

    お墓にすべてを納めるのではなく、ほんの少しだけ分骨し、身近な場所で大切な方を感じながら過ごす。

    それが、手元供養です。


    「小さなお墓」という考え方

    博國屋では、手元供養を
    「小さなお墓のような存在」としてお伝えしています。

    お墓は、故人を偲び、心を向けるための場所です。

    手元供養も同じように、日々の暮らしの中で、ふと手を合わせたり、思い出したりするための存在です。

    特別な日だけでなく、何気ない日常の中で、自然と心を向けることができる。

    それが、手元供養の良さのひとつです。


    なぜ手元供養を選ぶ方が増えているのか

    近年、手元供養を選ばれる方が増えている背景には、いくつかの理由があります。

    たとえば、

    ・お墓が遠く、なかなかお参りに行けない
    ・納骨したあとに、寂しさを感じた
    ・散骨を考えているが、すべて手放すのは不安
    ・ペットも家族として、そばで供養したい

    こうした想いから、「少しだけ手元に残す」という選択をされる方が増えています。


    お墓と手元供養は、どちらかではなく

    手元供養は、お墓の代わりになるもの、
    というよりも、
    お墓とあわせて考えられる、もうひとつの供養のかたちです。

    実際に、

    ・お墓に納骨しつつ、一部を手元に残す
    ・樹木葬や永代供養とあわせて手元供養を行う

    といった形で取り入れられる方も多くいらっしゃいます。

    無理にどちらかを選ぶのではなく、ご自身やご家族の気持ちに合った形を選ぶことが大切です。


    どのように始めればいいのか

    手元供養は、特別な決まりがあるものではありません。

    分骨の方法や、納める量、どのように祈るかも、すべて自由です。

    だからこそ、
    「こうしなければいけない」というものではなく、

    ご自身の気持ちにしっくりくる形を、ゆっくりと見つけていただければと思います。

    なお、手元供養のかたちはさまざまで、納骨ペンダントや小さな納骨オブジェなど、日々の暮らしの中で無理なく寄り添える形もございます。

    博國屋では、
    「小さなお墓」という考え方のもと、手に取ったときにそっと想いを重ねられるような供養品をご用意しております。

    ご自宅での過ごし方や、どのように手元で感じていたいかに合わせて、お選びいただければと思います。

    ▶ おすすめ手元供養品

    商品一覧


    最後に

    手元供養は、悲しみを閉じ込めるためのものではなく、

    これからの時間の中で、大切な方とのつながりを感じながら過ごしていくためのものです。

    そばにあることで、少しだけ心が落ち着く。

    そんな存在として、手元供養というかたちがあることを、知っていただければ幸いです。

    実際に手に取ってご覧になりたい方や、
    どのような形がご自身に合うのか迷われている方は、
    どうぞお気軽にご相談ください。

    博國屋では、落ち着いた空間の中で、ゆっくりとご覧いただけるご用意をしております。

    ▶ ご来社・ご相談についてはこちら

  • 手元供養に手続きは必要ですか?

    手元供養に手続きは必要ですか?

    手元供養をお考えの方でよく聞かれることは、どのようにしたらいいのかわからないということ。今回は手元供養をするにあたっての必要な手続きについてお話いたします。


    手元にあるご遺骨を手元供養にする場合

    手続きは必要ありません。

    骨壷のご遺骨をご自身で手元供養品に納めることに問題はございません。ペンダント等小さい容器に入れる場合、粉骨する必要が出てきますが、こちらも手続きは必要ありません。


    火葬場で手元供養用にご遺骨の一部を受け取る場合

    手続きは必要ありません。

    法律上、ご遺骨の所有権は喪主様にあるため、喪主様の許可を頂くことが必要です。ご遺骨の一部を手元供養用に受け取り、残りのご遺骨はお墓に納骨されるか又は粉骨後、散骨される方が多くおられます。手元供養用に納めたご遺骨を将来お墓に納める場合は、分骨証明書が必要となりますので、火葬場で火葬証明書と一緒に、分骨証明書の発行もご依頼下さい。


    手元供養のご遺骨を将来散骨される場合

    手続きは必要ありません。

    手元供養されていたご遺骨を粉骨後、散骨される場合は風評被害等起こらぬよう節度を持って行う場合、問題ございません。ご遺骨のまま散骨される場合は遺棄罪となりますのでご注意下さい。


    手元供養のご遺骨を将来お墓又は納骨堂等に納骨予定の場合

    火葬証明書および分骨証明書が必要。

    火葬証明書または分骨証明書が必要となります。火葬証明書および分骨証明書は火葬時であれば、火葬場で発行しています。再発行される場合は、火葬を行った市町村役場で発行しています。

  • 手元供養を選ばれる方の声から見えてきたこと

    手元供養を選ばれる方の声から見えてきたこと

    手元供養をご検討される方は、どのような想いで選ばれているのでしょうか。

    今回、実際に手元供養品をご購入いただいた方々のお声を拝見する機会がありました。
    一つひとつ読ませていただく中で、共通して感じられたことがあります。

    それは、「大切な方を、できるだけ身近に感じていたい」という想いでした。


    身近に感じていたいという想い

    多くの方が、親御様のご供養として手元供養を選ばれています。
    お墓があっても、すべてを納骨してしまうのは寂しい。
    もう少しそばに感じていたい。

    そうしたお気持ちから、手元供養というかたちを選ばれているようです。

    納骨オブジェ「黒地蔵」


    「そばにある」という価値

    また、印象的だったのは「距離の近さ」に価値を感じておられる点です。

    「身につけていると、一緒にいるような気がする」
    「手に持つと、温もりを感じて落ち着く」

    といったお声もあり、単に“置いておく供養”ではなく、日常の中で自然に寄り添う存在として受け入れられていることが伝わってきました。

    納骨ペンダント「ふたり」


    安心して任せられるものを選ぶ

    一方で、商品そのものについても、しっかりと見て選ばれていることがわかります。

    木の質感や手触り、丁寧なつくり。
    そうした細やかな部分が「安心して任せられる」と感じていただける理由の一つになっているようです。

    見た目だけではなく、
    「大切な人を納めるものとしてふさわしいかどうか」
    という視点で選ばれていることが印象的でした。

    のど仏が納まるひのきの骨壷


    繰り返し選ばれる供養というかたち

    さらに、過去にご購入いただいた方が、別のご家族のご供養の際にも再びお選びいただくケースも見受けられました。

    人生の中で何度か訪れる別れの場面において、思い出していただける存在であることは、私たちにとっても大変ありがたいことです。


    手元供養という選択肢

    手元供養は、お墓の代わりになるものではありません。
    また、従来の供養を否定するものでもありません。

    それぞれの想いに合わせて、「もう少し近くに感じていたい」という気持ちに寄り添う、ひとつのかたちなのだと、改めて感じました。


    これからご供養について考えられる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

  • 納骨はご自身で行っても大丈夫です

    納骨はご自身で行っても大丈夫です

    ― 手元供養を、もっと身近に ―

    最近、お客様とお話しする中で、こんな声を耳にすることが何度かありました。

    「納骨って、自分でしてはいけないものだと思っていました」
    「骨壷を開けるのは、いけないことなのでは…」

    そのお気持ち、とてもよく分かります。
    大切な方のお骨に触れることには、どこか“特別な許可”がいるような気がしてしまいますよね。

    ですが――

    手元供養のための納骨は、ご自身で行っていただいて大丈夫です。


    骨壷は開けても問題ありません

    以前のブログでも詳しくご紹介していますが、骨壷を開けること自体に問題はありません。

    ▶︎ 骨壺から骨を出してもいいの?|分骨・手元供養の第一歩

    骨壷から骨を出してもいいの

    「封を切ってはいけないもの」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、法律上も宗教上も、“開けてはいけない”という決まりはありません。

    むしろ、
    ・分骨をしたい
    ・小さな骨壷に移したい
    ・ペンダントやオブジェに納めたい

    といったご希望がある場合には、ご自身で行うことが一般的です。


    手元供養の納骨は、思っているより簡単です

    もうひとつ、よくいただくご質問が、

    「納骨って、難しくないですか?」

    というもの。

    ですが、手元供養品への納骨は、特別な技術を要するものではありません。

    のど仏が納まるひのきの骨壷

    ▶︎ 手元供養のミニ骨壷への納骨方法は簡単です。

    基本的には、

    1. 清潔な場所で
    2. やさしく骨壷を開け
    3. 必要な量を小さな容器へ移し
    4. しっかりと蓋を閉める

    それだけです。

    大切なのは、形式よりも“お気持ち”。
    静かな時間の中で、故人を想いながら行っていただければ、それが何よりのご供養になります。


    それでも不安な方へ

    それでも、

    • 自分で触れるのが怖い
    • 手が震えてしまいそう
    • 誰かにそばにいてほしい

    そう感じられる方もいらっしゃいます。
    無理をする必要はありません。

    京都市内近郊のお客様へ

    遠方への訪問は難しいのですが、京都市内近郊で手元供養品をご購入いただいたお客様には、可能な範囲で納骨のお手伝いに伺うことができます。

    ご希望の日時や場所を添えて、どうぞお気軽にご相談ください。

    「一緒に行いましょう」と、そっとお声がけできる存在でありたいと思っています。


    納骨は“作業”ではなく、“対話”の時間

    納骨は、儀式というよりも、あの人と向き合う時間なのだと私たちは感じています。

    骨壷を開けるとき、
    小さな器に納めるとき、
    ふと込み上げる想いがあるかもしれません。

    それは、悲しみかもしれないし、
    「ありがとう」かもしれないし、
    「これからもそばにいてね」かもしれません。

    その時間を、ご自身の手で行うことは、決して間違いではありません。

    むしろ、とても自然で、やさしいご供養のかたちです。


    手元供養は、「大げさではない祈り」を、日々の暮らしの中に置くこと。

    納骨についてご不安なことがあれば、どうぞ小さなことでもお聞かせください。

    京都博國屋は、皆さまの想いに、静かに寄り添い続けたいと願っております。

    手元供養とライフスタイル
  • 手元供養の骨壷に入れる文字は「戒名?それとも俗名?」

    手元供養の骨壷に入れる文字は「戒名?それとも俗名?」

    博國屋では、手元供養品に文字を焼き付けることができる商品をご用意しています。

    代表的なものの一つが、小さなお地蔵さんが付いた納骨オブジェです。

    やさしい表情のお地蔵さんの中にミニ骨壷を納めることができる可愛らしい手元供養品で、数ある手元供養品の中でも「お手元で供養する」という意味では、とても向いている形ではないかと感じています。

    今回はそのお地蔵さんが主役……というより、
    お地蔵さんの背中に焼き付けることができる文字についてご紹介したいと思います。


    想いの気持ちを背中に込める

    お地蔵さんの背中には、文字を焼き付けることができます。

    文字数には少し制限があり、

    • 1行(または1列)12文字程度
    • 最大4行(4列)まで

    つまり、最大48文字程度まで入れることができます。

    もちろん、すべてを埋める必要はありません。
    文字数が少ない場合は、1文字を少し大きくしてレイアウトすることも可能です。

    入れる言葉は、お客様に選んでいただき、
    博國屋の担当が文字数やバランスを見ながらレイアウトを調整します。

    お地蔵さんの背中は丸みがありますし、一つ一つ手作業で焼き付けているため、多少の位置の違いが出る場合がありますが、その点はどうぞご容赦ください。

    地蔵焼き付けサンプル

    納骨オブジェ「地蔵」


    正確には骨壷ではなく「外側」に焼き付けます

    よく「骨壷に文字を入れるのですか?」と聞かれるのですが、
    正確には 骨壷ではなく外側のお地蔵さんに焼き付けます。

    この納骨オブジェは、

    1. ミニ骨壷
    2. 清水焼のお地蔵さん

    という構造になっています。

    ミニ骨壷を納めたあと、お地蔵さんでかぶせるような形になっており、簡単に中が開かないよう加工していますので安心してお使いいただけます。


    戒名?俗名?どちらでも大丈夫です

    文字入れについて、よくいただく質問があります。

    「戒名と俗名、どちらを入れるのがいいのでしょうか?」

    結論から言うと、
    どちらでも問題ありません。

    手元供養は宗教的な決まりに縛られるものではありませんので、
    必ずこうしなければならないという決まりはありません。

    例えば、

    • 位牌の代わりとして使う場合
      戒名
    • 散骨などと合わせて供養される場合
      俗名

    というケースもあります。


    お地蔵さんには「メッセージ」が多い

    実際のご注文を見ていると、文字焼き付けができる商品をご注文いただいた方のおよそ3分の1程度が文字入れを希望されます。

    そして、お地蔵さんの場合はお名前よりもメッセージを選ばれる方が多い印象です。

    例えば、

    • ありがとう
    • いつも一緒
    • 大好きだよ

    など、ご家族それぞれの想いの言葉が選ばれます。

    やさしい表情のお地蔵さんなので、「語りかけるような言葉」を入れる方が多いのかもしれません。


    ひのきの骨壷は「戒名」を入れる方が多い

    一方で、博國屋で扱っているひのきの骨壷にも文字を焼き付けることができます。

    こちらは

    • 1行 約10文字
    • 3行まで

    で、30文字前後の文字入れが可能です。

    ひのきの骨壷の場合は、位牌の代わりとしてお使いになる方も多く、戒名を入れるケースが多いのが特徴です。

    木の落ち着いた雰囲気に戒名が入ると、とても静かで品のある佇まいになります。

    ひのきの骨壷西陣文字焼き付けサンプル

    のど仏が納まる「ひのきの骨壷」


    どんな言葉を入れるかは、ご家族の想いで

    名前でも、戒名でも、そして短いメッセージでも。

    どんな言葉を入れるかに決まりはありません。

    手元供養は、決まりに従う供養というよりも、ご家族の想いを大切にする供養のかたちです。

    だからこそ、その人らしい言葉を選んでいただければと思います。

    焼き付けの作業をする時、私たちもその言葉を見ながら、想いを刷り込むような気持ちで作業しています。