ミニ骨壷(骨つぼ)以外で代用できるモノと注意 -手元供養のことなら京都博國屋
手元供養の中で、多くの種類がありメジャーなのはミニ骨壷です。手元供養は故人のお骨を対象とする供養方法ですので、手元供養のミニ骨壷(骨つぼ)は、手元供養専用の容器といっても過言ではありません。
では必ずしも専用ミニ骨壷(骨つぼ)に納骨しなければならないのでしょうか?
ミニ骨壷(骨つぼ)の代用品と、それを選ぶ際の注意点をご紹介します。
骨壷とは
まず骨壷(骨つぼ)とはなんでしょう。ドラマや映画で見たことがある、実際に火葬場で見たことあるなど、あまり手に触れる機会がないモノなのですが、だいたいの人が思い浮かべるのは、白い蓋つきの容器ではないでしょうか。
骨壺(こつつぼ、英: Cinerary urn)は、人および動物の焼骨・洗骨を収めるための容れ物である。
wikipediaより引用
大きさや色や素材についても書かれていません。逆に言えば、骨が入っている容器を”骨壷(骨つぼ)”と呼ぶのでしょう。そのぐらい決まりがない容器のようです。
ミニ骨壷の”ミニ”
大きさや色、素材に定義はありませんが、どこからがミニでしょうか?
手元供養の骨壷はこの大きさがちょうどいい!こちらの記事でも紹介していますが、通常火葬場で焼かれたご遺骨は6寸若しくは7寸の大きさの骨壷に納められます。直径約18cm、高さ約20cmほどの大きさなので、持ってみると以外とずっしり、両手で抱えるように持たなければ落としてしまうよう大きさです。
手元供養に使われる骨壷は、これよりもっと小さく、2寸前後のものが多く、このぐらいの骨壷をミニ骨壷と呼んでいます。
なんでも代用できます、ただ注意点も!
素材も、色も、大きさも手元供養品は明確な定義がないので、自由に故人のための供養ができるというのが、手元供養の良い所です。
なので、故人が愛用していた、ちょうどいい大きさの容器があれば、それにご遺骨を入れることも可能なのです。自分の枕じゃないと眠れない人もいるように、使いこんだ愛用品が終の棲家になるのも良いと思います。
ただ、何点か注意必要です。
注意点
湿気に注意
高温で焼かれたお骨というのは、滅菌されクリーンな状態です。しかし湿気がたくさんで、通気性が悪い所で安置すると、骨壷の中に水が溜まり、ご遺骨からカビが生えたりと、あまりよろしくない状態になってしまいます。
特に普通の骨壷は、陶器製で、上からかぶせるだけのフタの形状なので、通気性もへったくれもありません。
破損に注意
供養の対象は故人のお骨です。唯一無二の存在で、代替えのものはありません。そのためお骨を入れる容器の扱いはデリケートです。簡単に壊れてしまう、経年劣化しやすい素材のものは手元供養に適していません。
代用できるが
手元供養のミニ骨壷というのは、代用できるものはありますが、必ずしも適した容器ではないかもしれません。大切な故人のお骨を安心して守るためには、専用のミニ骨壷が良いと思います。
博國屋のミニ骨壷でいえば、密閉率が高いミニ骨壷や、木製で、湿気がたまりにくもの、お骨を優しく包み込む正絹製の納骨袋が付属していたりします。
ぜひご検討頂ければ幸いです。