【 伊予銘石 青のしつらえ 】
※天然石のため、形や模様は一点ずつ異なります。
手元供養品を受け止める台座には、愛媛県西条市を中心に産出されてきた銘石「伊予の青石(いよのあおいし)」を用いています。
その歴史の起源は、はるか約2億年前――中生代ジュラ紀中期にまでさかのぼります。太古の海底に堆積した土砂が、プレートの地殻変動によって地中深くへと潜り込み、途方もない高圧と地熱という過酷な変成作用を受け続けることで、硬く美しい結晶片岩(けっしょうへんがん)へと姿を変えました。
現在では環境保護などの観点から新たな採掘は行われておらず、世に現存する原石のみが残された「有限の素材」でもあります。もう新しく手に入れることが叶わない限られた命を持つ石だからこそ、二度と戻らない大切な人との絆を末永く支えるにふさわしいと、私たちは考えています。
世界的にも希少な青緑色と、自然が描く二つとない縞模様 青石の原石
伊予の青石の故郷である愛媛県西条市は、西日本最高峰であり日本七霊山の一つに数えられる「霊峰・石鎚山(いしづちさん)」を抱く地です。
山岳信仰の聖地として崇められてきた石鎚山のふもとで採れた青石は、古来より山が湛える清浄で神聖な気を宿す石として敬われ、神道や仏教の聖地、由緒ある寺社仏閣、公家の邸宅の庭園などに好んで迎えられてきました。
単なる石材としての美しさを超え、日本の精神文化や祈りの心と深く結びついてきた背景を持つ伊予青石。故人を偲び手を合わせる聖域を設(しつら)えるのに、これ以上ない格別の調和が生まれます。
切削作業風景

伊予青石の真骨頂は、世界的に見ても非常に珍しいと称される「深く澄んだ青緑色」と、石英の脈が織りなす繊細な縞模様(片理)にあります。
本製品では、上面に熟練の石工による「本磨き」を施しました。鏡面のように丁寧に磨き上げられた表面は、水底を覗き込んでいるかのような深い透明感と上品な光沢を放ちます。
対照的に、プレートの周囲は自然石ならではの荒々しい「割肌(わりはだ)」をそのまま残しています。「人の手による研ぎ澄まされた美」と「大自然の原初の力強さ」。日々の暮らしの中で触れるごとに愛着を深めていただけます。

滑らかな本磨き仕上げは、線香の灰なども拭き取りやすくお手入れが容易です

限られた貴重な石材から一枚ずつ切り出して制作しているため、プレートの輪郭、厚み、そして表面に現れる波状の文様はすべてが一点ものです。
天然素材から手作業で作られた温もりのある供養品、澄んだ音色で心を洗うおりん(チェリン)、そしてそれらをどっしりと受け止める伊予の青石。それぞれが調和し、リビングや寝室などの現代の住空間にも自然と溶け込みます。
二度と手に入らない自然の巡り合わせが生んだ、世界にただ一つの祈りの場所。大切な人を偲び、感謝を伝える日々のひとときに、確かな品格と大自然の温もりを添えてお届けいたします。
【 PRODUCT LINEUP 】
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