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  • 手元供養の骨壷に入れる文字は「戒名?それとも俗名?」

    手元供養の骨壷に入れる文字は「戒名?それとも俗名?」

    博國屋では、手元供養品に文字を焼き付けることができる商品をご用意しています。

    代表的なものの一つが、小さなお地蔵さんが付いた納骨オブジェです。

    やさしい表情のお地蔵さんの中にミニ骨壷を納めることができる可愛らしい手元供養品で、数ある手元供養品の中でも「お手元で供養する」という意味では、とても向いている形ではないかと感じています。

    今回はそのお地蔵さんが主役……というより、
    お地蔵さんの背中に焼き付けることができる文字についてご紹介したいと思います。


    想いの気持ちを背中に込める

    お地蔵さんの背中には、文字を焼き付けることができます。

    文字数には少し制限があり、

    • 1行(または1列)12文字程度
    • 最大4行(4列)まで

    つまり、最大48文字程度まで入れることができます。

    もちろん、すべてを埋める必要はありません。
    文字数が少ない場合は、1文字を少し大きくしてレイアウトすることも可能です。

    入れる言葉は、お客様に選んでいただき、
    博國屋の担当が文字数やバランスを見ながらレイアウトを調整します。

    お地蔵さんの背中は丸みがありますし、一つ一つ手作業で焼き付けているため、多少の位置の違いが出る場合がありますが、その点はどうぞご容赦ください。

    地蔵焼き付けサンプル

    納骨オブジェ「地蔵」


    正確には骨壷ではなく「外側」に焼き付けます

    よく「骨壷に文字を入れるのですか?」と聞かれるのですが、
    正確には 骨壷ではなく外側のお地蔵さんに焼き付けます。

    この納骨オブジェは、

    1. ミニ骨壷
    2. 清水焼のお地蔵さん

    という構造になっています。

    ミニ骨壷を納めたあと、お地蔵さんでかぶせるような形になっており、簡単に中が開かないよう加工していますので安心してお使いいただけます。


    戒名?俗名?どちらでも大丈夫です

    文字入れについて、よくいただく質問があります。

    「戒名と俗名、どちらを入れるのがいいのでしょうか?」

    結論から言うと、
    どちらでも問題ありません。

    手元供養は宗教的な決まりに縛られるものではありませんので、
    必ずこうしなければならないという決まりはありません。

    例えば、

    • 位牌の代わりとして使う場合
      戒名
    • 散骨などと合わせて供養される場合
      俗名

    というケースもあります。


    お地蔵さんには「メッセージ」が多い

    実際のご注文を見ていると、文字焼き付けができる商品をご注文いただいた方のおよそ3分の1程度が文字入れを希望されます。

    そして、お地蔵さんの場合はお名前よりもメッセージを選ばれる方が多い印象です。

    例えば、

    • ありがとう
    • いつも一緒
    • 大好きだよ

    など、ご家族それぞれの想いの言葉が選ばれます。

    やさしい表情のお地蔵さんなので、「語りかけるような言葉」を入れる方が多いのかもしれません。


    ひのきの骨壷は「戒名」を入れる方が多い

    一方で、博國屋で扱っているひのきの骨壷にも文字を焼き付けることができます。

    こちらは

    • 1行 約10文字
    • 3行まで

    で、30文字前後の文字入れが可能です。

    ひのきの骨壷の場合は、位牌の代わりとしてお使いになる方も多く、戒名を入れるケースが多いのが特徴です。

    木の落ち着いた雰囲気に戒名が入ると、とても静かで品のある佇まいになります。

    ひのきの骨壷西陣文字焼き付けサンプル

    のど仏が納まる「ひのきの骨壷」


    どんな言葉を入れるかは、ご家族の想いで

    名前でも、戒名でも、そして短いメッセージでも。

    どんな言葉を入れるかに決まりはありません。

    手元供養は、決まりに従う供養というよりも、ご家族の想いを大切にする供養のかたちです。

    だからこそ、その人らしい言葉を選んでいただければと思います。

    焼き付けの作業をする時、私たちもその言葉を見ながら、想いを刷り込むような気持ちで作業しています。

  • 価格改定のお知らせ

    価格改定のお知らせ

    平素より博國屋をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

    このたび、2026年4月1日より一部商品の価格を改定させていただくこととなりました。

    近年、原材料費の高騰や製作に関わる諸経費の上昇が続いており、これまで価格維持に努めてまいりましたが、現行価格でのご提供が難しい状況となりました。

    博國屋では、素材の質、職人の手仕事、そして一点一点を大切に仕上げる姿勢を何より大切にしております。
    その品質を保ち続けるため、やむを得ず価格を見直す運びとなりました。

    お客様にはご負担をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。

    なお、2026年3月31日までのご注文につきましては、現行価格にて承ります。

    これからも、大切な方を想うお気持ちに寄り添える手元供養品づくりに努めてまいります。

    何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。

    博國屋

  • ペットの供養方法にはどんな選択肢がある?

    ペットの供養方法にはどんな選択肢がある?

    前回は、ペット供養の考え方が変化してきたことをお伝えしました。

    今回は具体的な方法をご紹介します。


    ペット霊園・お墓

    ペット専用霊園に墓石を建て、納骨する方法です。
    個別墓、合同墓など形式はさまざま。

    近年では「人と一緒に入れるお墓」も増えていますが、宗教観や寺院の規則によって異なりますので、事前確認が必要です。


    ペット納骨堂

    屋内施設に遺骨を安置する方法です。
    個別型と合同型があり、費用や期間も異なります。


    ペットの手元供養

    自宅で供養する方法です。

    ・小さな骨壷として安置する
    ・アクセサリーとして身につける
    ・オブジェとして飾る

    「離れたくない」
    「いつもそばにいてほしい」

    そう感じる方に選ばれています。


    写真を残せる手元供養 ―「追憶」「礎」

    博國屋では、お写真をそのまま転写できる手元供養品をご用意しています。

    追憶(ついおく)

    お写真を陶器に転写し、やさしい表情をそのまま残せる供養品です。
    「毎日、顔を見て話しかけたい」
    そんな想いに応えるかたちです。
    ※ミニ骨壷・納骨袋付き

    追憶(ペット写真)

    礎(いしずえ)

    正面に写真、背面にメッセージを入れられる陶器製の納骨写真オブジェ。
    底面から少量のご遺骨を納める仕様です。
    ※納骨袋付き

    礎(ペット写真)

    「自宅に置ける小さなお墓のような存在」として、人だけでなく、ペットのご供養にもお使いいただいています。

    博國屋では、写真を残せる陶器製の供養品「追憶」「礎」のほかにも、

    ・インテリアに馴染むミニ骨壷「なごみ」「ひのきの骨壷」
    ・日常的に身につけられる納骨ペンダント「小町」「ふたり」
    ・日々の暮らしの中で、ふと手に握りしめる「灯」「かぐや姫」

    など、さまざまな手元供養品をご用意しております。

    ご自宅にそっと置く形、
    外出時も胸元で寄り添う形――
    暮らし方やお気持ちに合わせてお選びいただけます。


    大切なのは「納得できること」

    供養の正解は一つではありません。

    霊園に納めるのも、
    納骨堂に安置するのも、
    自宅で手元供養をするのも――

    いちばん大切なのは、
    飼い主さまが「これでよかった」と思えること。

    「ありがとう」
    その気持ちが届くかたちを、選んでいただければと思います。

  • ペットも大切な家族。手元供養という選択肢が増えています。

    ペットも大切な家族。手元供養という選択肢が増えています。

    近年、「ペット」という言葉では足りないほど、犬や猫は私たちにとってかけがえのない家族の一員になっています。

    かつては屋外で飼うことが一般的だった時代もありましたが、今では同じ空間で暮らし、日々を共に過ごす存在です。
    誕生日を祝い、旅行に連れて行き、写真をたくさん残す。
    まさに「ともに生きる家族」と言えるでしょう。


    ペットロスと向き合うということ

    大切な家族を見送ったあと、深い悲しみに包まれるのは自然なことです。

    「もっと何かできたのではないか」
    「まだそばにいてほしい」

    そうした想いが長く続くこともあります。
    いわゆるペットロスと呼ばれる状態です。

    無理に気持ちを整理しようとする必要はありません。
    大切なのは、その存在を忘れようとするのではなく「どう想い続けるか」ということではないでしょうか。


    ペット供養の考え方も変わってきました

    以前は、自治体への引き取りや簡易的な埋葬が一般的でした。
    しかし現在では、きちんと火葬を行い、供養の形を選ぶ方が増えています。

    ・ペット専用霊園
    ・ペット専用納骨堂
    ・お墓への埋葬(人と一緒に入れる墓所もありますが、まだ多くはありません)

    そして近年増えているのが――

    手元供養という選択肢です。

    自宅で、日々の暮らしの中で、そっと手を合わせられる供養のかたち。

    離れた場所に眠るのではなく、「これからもそばにいる」感覚を大切にしたい方に選ばれています。

    次回は、
    ペット供養の具体的な方法と、博國屋の手元供養品について詳しくご紹介します。

  • 手元供養の骨壷に最適なサイズは?何寸がちょうどいいのか

    手元供養の骨壷に最適なサイズは?何寸がちょうどいいのか

    手元供養の骨壷を選ぶ際、
    「何寸くらいがいいの?」「何cmあれば足りるの?」と悩まれる方は少なくありません。

    一般的なお墓用の骨壷は、東日本では7寸(直径約21cm)、西日本では6寸(直径約18cm)が主流です。しかし、手元供養の場合は事情がまったく異なります。

    骨壷七寸・六寸

    手元供養の骨壷には、決まった“定型サイズ”はありません。
    何寸でなければならない、というルールもありません。

    そのため、「手元供養 骨壷 サイズ」と検索される方の多くは、正解を探しているというよりも、自分にとってちょうどいい大きさの目安を知りたいのではないでしょうか。


    手元供養の骨壷は何寸くらいが多い?

    寸(すん)は直径を表す単位です。

    1寸=約3cm
    2寸=約6cm
    1.5寸=約4.5cm

    手元供養で選ばれる骨壷は、直径でいうとおよそ1.5寸〜2寸前後のものが比較的多い傾向にあります。

    例えば、直径6cm前後というと、500mlのペットボトルとほぼ同じくらい。片手で無理なく持てるサイズ感です。

    ただしこれは「よく選ばれているサイズ」というだけであり、必ずしも最適解というわけではありません。

    手元供養ではかなり大きい部類の、博國屋のひのきの骨壷は高さが8.2cm、直径が7.6cmの大きさとなります。分厚さを引くと、口径は約6.2cmなので、2寸程度の大きさとなります。

    のど仏が納まるひのきの骨壷
    ひのきの骨壷(左:西陣・右:藍染)


    サイズ選びで大切なのは「何を納めるか」

    手元供養の骨壷サイズを考えるとき、まず大切なのは

    • 喉仏のみを納めるのか
    • 少量のご遺骨を分骨するのか
    • ある程度まとまった量を納めたいのか

    という点です。

    納める量によって、必要な容量は当然変わります。

    また、

    • ご自宅の仏壇に安置する
    • リビングの棚に置く
    • 持ち運びを前提にする
    • 将来的に改葬や合祀を予定している

    といったライフスタイルや供養の考え方によっても、適した大きさは変わってきます。


    「ちょうどいい大きさ」は人それぞれ

    大きめの骨壷は、安心感や存在感があります。
    一方で、小さめの骨壷は、日常に自然に溶け込み、そっと寄り添うような感覚があります。

    「大きすぎると持ちにくい」
    「小さすぎると心細い」

    そう感じる基準は、本当に人それぞれです。

    そのため、手元供養の骨壷サイズに“ベストな寸法”を断定することはできません。

    目安としては1.5寸〜2寸程度(直径約4.5cm〜6cm)が扱いやすいサイズと言われることが多いですが、それ以上でも、それ以下でも問題はありません。

    大切なのは、

    ・両手で包み込んだときに安心できるか
    ・片手で無理なく持てるか
    ・目に入ったときに心が落ち着くか

    という、ご自身の感覚です。


    手元供養の骨壷サイズは「自由」でいい

    手元供養は、形式よりも想いを大切にする供養のかたちです。

    お墓の骨壷のように、地域の習慣で決まるものではありません。
    寸という単位に縛られる必要もありません。

    直径何cmなのか。
    高さはどれくらいか。
    実際に手に持ったとき、どんな感覚か。

    数字を確認しながら、ご自身の心にしっくりくるサイズを選ぶことが何より大切です。

    手元供養の骨壷に「正解の大きさ」はありません。
    その方の想いに寄り添うサイズこそが、その方にとっての“ちょうどいい大きさ”なのだと思います。

  • のど仏が入る骨壷は、このぐらいの大きさがあれば十分

    のど仏が入る骨壷は、このぐらいの大きさがあれば十分

    ※この記事には、のど仏(第2頚椎)のサンプル模型画像を使用しています。本物を模した骨の模型です。


    のど仏とは?生前の「のど仏」と遺骨の「喉仏」は違います

    「のど仏ってどこの骨なの?」
    手元供養をご検討される方から、よくいただくご質問です。

    実は、生きているときに喉元に見える“のど仏”と、火葬後に拾骨される“喉仏”は別のものです。

    中学生の声変わりの頃に、喉元がボコッと出てきた――
    あの「のど仏」の正体は、甲状軟骨という軟骨です。

    しかし軟骨は火葬では残りません。

    一方で、拾骨の際に「仏様が合掌しているように見える骨」として渡されるのが、**第2頚椎(だいにけいつい)**です。

    これが、手元供養で大切にされることの多い「喉仏」です。

    のど仏


    喉仏(第2頚椎)の大きさはどのくらい?

    「喉仏ってどのくらいの大きさなんですか?」
    これもよくあるご質問です。

    第2頚椎は背骨の一部のため、外見から大きさを想像するのは難しい部分です。

    博國屋には、喉仏(第2頚椎)のサンプル模型があります。
    ドイツ人男性の骨格を基にした模型で、

    • 横幅 最大 約5.3cm
    • 縦幅 最大 約5.1cm

    あります。

    日本人平均よりやや大きめですが、目安としてお考えください。

    のど仏の大きさ

    火葬後は多少崩れたり小さくなることもありますが、形を残したまま納めたいとお考えの方は少なくありません。


    喉仏が入るミニ骨壷は意外と少ない

    実は、市販されているミニ骨壷の多くは、
    喉仏をそのままの形で入れることを想定していません。

    「ミニ骨壷」という名前の通り、小型設計のものが多く、

    • 喉仏を崩さないと入らない
    • 納骨袋に入れると収まらない

    というケースもあります。

    「できれば形を崩さずに納めたい」

    そうお考えの方のために、喉仏のサイズを基準に設計したのが
    ひのきの骨壷です。


    喉仏が入る大きめ設計|ひのきの骨壷

    この骨壷は、

    • 内径 約6.2cm
    • 喉仏+納骨袋を想定した設計

    となっています。

    骨壷全体の分類ではミニサイズですが、
    ミニ骨壷の中ではやや大きめの設計です。

    京都・丹波の工房で一つひとつ手作業で製作しているため、大量生産はできません。

    しかしその分、寸法の微調整を重ね、
    喉仏を無理なく納められる設計に仕上げています。


    正絹製の納骨袋をご用意しています

    お骨をそのまま入れるのではなく、白く清らかな正絹製の納骨袋にお納めいただきます。

    喉仏のサイズと納骨袋の厚みを考慮した設計ですので、安心してお使いいただけます。


    喉仏を手元供養に選ぶ理由

    手元供養では、

    • どの部位を納めるかに決まりはありません
    • 粉骨して納める方もいらっしゃいます

    それでも、仏様の姿に見える喉仏に特別な想いを抱かれる方は少なくありません。

    「できるなら、そのままの形で大切にしたい」
    そのお気持ちに寄り添うために生まれたミニ骨壷です。
    喉仏のサイズを基準に設計されたミニ骨壷は、実は多くはありません。


    商品ページはこちら

    ひのきの骨壷 蓋のツマミ飾り藍染

    ひのきの骨壷 蓋のツマミ飾り西陣

  • 手元供養は最終的にはどのように処分することになるのか?

    手元供養は最終的にはどのように処分することになるのか?

    正直、この手元供養を処分するというお問い合わせはほとんどないのですが、不安に思われている方もいると思います。まだ手元供養は歴史として20数年、今、手元供養をしている人の多くは初めての方も多いので、現実として考えにくいことです。


    手元供養の処分

    実は特別に決まりごとはないのです。感覚としてご位牌と同じようなことをしなければと思うかもしれません。位牌を処分する場合、「魂抜き、お焚き上げ」若しくは「永代供養」に出すということが考えられます。位牌は、故人の魂を宿すところで、開眼法要により魂が込められているからです。

    では、手元供養品の場合も、魂抜き、若しくは永代供養をしてあげるべきか?答えは否です。手元供養とは宗教に一切関係ないので、そもそも、開眼法要も必要としていません。


    処分方法

    手元供養品の処分は実は自由なのです。気持ちとしては、お寺でお焚き上げしてもらいたいと思うかもしれません、そういう場合は直接お寺にご相談して頂ければと思います。

    博國屋の手元供養品の場合

    弊社の手元供養品は、実はその最終的な事も考えて作られています。手元供養品に納骨する際、正絹製の納骨袋に入れて納骨し、骨壷や手元供養品に納めます。

    もし自身が亡くなったとき、その手元供養品の中に入っている納骨袋を自分のお棺の中に入れてもらえることができます。

    納骨袋がなく、直接手元供養品に納めるタイプは、にぎりつつ「かぐや姫」や「灯」納骨ペンダント「小町」や「ふたり」などがそのタイプになるのですが、天然素材のため、手元供養品ごと、お棺に入れてもらうことができます。

    ※チャーム部分などにつきましては、火葬場の職員さんの指示に従ってください。

    お地蔵さんなど、骨壷の外側にあたる部分の処分はしにくいと思います。陶器なので、自治体に合わせた処分方法なら問題はないのですが、気持ち的に出しにくいと思います。そういった場合、博國屋にご相談いただければ、弊社のオリジナルの商品に限り、処分させて頂きます。


    まとめ

    お墓を購入して、先祖代々、引き継ぐということが嫌だなどから、手元供養や散骨が増えてきているので、また新たな問題がでてきては本末店頭です。弊社の手元供養品は、残された人も困らず心からの供養ができるよう、考えた商品作りをしております。もし、手元供養に関するお悩みをお持ちであれば、お気軽にお問い合わせください。

  • 【新商品】遺骨ペンダント「ふたり」発売のお知らせ

    【新商品】遺骨ペンダント「ふたり」発売のお知らせ

    金継ぎがつなぐ、亡き人とわたしの絆
    手元供養ペンダント「ふたり」発売のご案内

    京都博國屋では、「漆塗り」と「金継ぎ」を融合させた、新しい手元供養品、納骨ペンダント「ふたり」を、2026年2月11日(水・祝)より発売いたします。

    本商品は、ご遺骨の一部を納める天然木のボディに、幾重にも漆を塗り重ね、アクセントとして金継ぎのチャームをあしらった、ペンダントタイプの手元供養品です。


    「ふたり」というコンセプトに込めた想い

    商品名の「ふたり」には、
    どれだけ時が経っても、「あなた」と「わたし」は、いつまでも一緒である
    という想いを込めました。

    異なる素材である
    ・天然木
    ・金継ぎされた陶片

    をひとつに結ぶことで、
    「大切なあの人」と「わたし」をつなぐ、決して切れることのない絆を表現しています。

    掌の上の「ふたり」


    開発の背景:「傷」を隠さず、「景色」として愛でる

    今回、私たちが着目したのは、日本の伝統技法 金継ぎ です。

    金継ぎは、割れや欠けを修復するだけの技術ではありません。
    その傷跡を「景色」として受け止め、以前よりも美しい姿へと昇華させる文化です。

    大切な人を失った悲しみもまた、無かったことにできるものではありません。

    けれど、その想いを抱えたまま、
    新しい明日へと歩んでいく——
    その在り方は、手元供養が大切にしてきた理念と深く重なります。

    この想いを形にするため、金継ぎアクセサリー香凛の金継ぎ作家 木村 香織 氏とのコラボレーションが実現しました。

    金継ぎアクセサリー香凛のロゴと風景


    京都の職人技が生み出す、現代の祈りのかたち

    納骨部分には天然木を用い、漆を幾重にも塗り重ねています。
    手に取ったとき、吸い付くような温かみを感じていただける仕上がりです。

    金継ぎのチャームは、香凛の工房で一点ずつ手仕事で制作されたもの。
    割れた陶器の欠片が、新たな命を吹き込まれ、世界にひとつだけの表情として胸元に宿ります。

    そのため、「ふたり」はすべて一点もの。
    ご購入時には、写真からお好みの金継ぎをお選びいただけます。


    肌身離さず身につけられる、手元供養

    天然木の軽さと、漆のやさしい肌触りにより、「ふたり」は日常の中で無理なく身につけていただけます。

    仕事中も、旅先でも。
    ふとした瞬間に胸元へ手を添えれば、まるで手をつないでいるような安心感を感じていただける——
    そんな存在を目指しました。

    身につけた「ふたり」


    金継ぎ作家・木村香織氏からのメッセージ

    大切な方を想い続けるための手元供養という在り方に、金継ぎがそっと寄り添えることをとても尊く感じ、お引き受けしました。

    失われたものを無かったことにせず、その想いごと抱きしめ、新たなかたちへとつなぐ金継ぎの仕事は、悲しみの中にある心をやさしく包む行為でもあります。

    世界にひとつのペンダントに、故人様とのご関係を重ねていただけたら嬉しいです。


    商品概要

    商品名:納骨ペンダント「ふたり」
    発売日:2026年2月11日(水・祝)
    価格:26,400円(税込)
    素材:天然木、漆、陶片、金粉 ほか
    チェーン:60cm(アジャスター付き)
    納骨量目安:お米で10~15粒ほど


    最後に

    手元供養は、
    悲しみを終わらせるためのものではなく、故人との「新しい関係」を築いていくためのものだと、私たちは考えています。

    納骨ペンダント「ふたり」が、大切な方との想いを、これからの時間へと静かにつないでいく存在となれば幸いです。

    ライトの下の「ふたり」

  • 「一緒にも、別々にも」──祖父母を想って選ばれた、ふたつの小町

    「一緒にも、別々にも」──祖父母を想って選ばれた、ふたつの小町

    先日、納骨ペンダント「小町」をお二つご購入くださったお客様がいらっしゃいました。

    お話を伺うと、おじいさまとおばあさまが、ほぼ同じ時期にご逝去されたとのこと。
    長年連れ添われた、とても仲の良いご夫婦だったそうです。

    おじいさまは、森林の研究に携わっておられた方。
    そのため、「金属のペンダントは、少し違う気がして…」と感じられていたそうです。

    そんな折、たまたま目に留まったのが、木製の納骨ペンダント「小町」でした。
    「一度、実物を見てみたい」とお電話をいただき、ご来店くださいました。

    最初は四角(四角柱)の方を見に来られたのですが実際に見て、手に取っていただくと、
    「丸い方(円柱)も可愛い」
    と、とても気に入ってくださったのが印象的でした。

    その後、あらためて再来店くださり、
    おじいさま用とおばあさま用、二つの「小町(桜と拭き漆)」をご購入くださいました。


    一つのチェーンに、二つのペンダント

    最初に来られた時に印象的だったのが、
    「祖父母はとても仲が良かったので、ひとつのチェーンに二つ付けたい」
    というお話でした。

    実際に組み合わせてみると、
    「とてもいい感じですね」
    と、喜んでくださいました。

    二つ付けると自然とハの字に広がり、可愛らしい感じになるのを私どもも初めて知りました。

    小町二つ・桜と拭き漆が二つ
    納骨ペンダント「小町」桜に拭き漆を二つ

    一つのペンダントにお二人分のお骨を納める、という選択肢も考えられたそうですが、
    「“ばあばとだけ出かけたい日”もあるし、“じいじとだけ出かける”こともあるので」
    というお言葉が、とても心に残りました。

    小町二つ・あかとくろ
    納骨ペンダント「小町」あか と くろ

    一緒にいる時間も、
    それぞれと向き合う時間も、
    どちらも大切にしたい——
    その想いが、この選択に込められているように感じました。

    小町二つ・桜と拭き漆とくろ
    納骨ペンダント「小町」桜に拭き漆 と くろ
    小町二つ・桜と拭き漆とあか
    納骨ペンダント「小町」桜に拭き漆 と あか

    ※お客様に円柱型(漆塗装)の小町の各組合せを身につけていただき写真を撮らせていただきました。ありがとうございました。


    納骨ペンダント「小町」の「使い方」は自由です

    博國屋では、
    ・ペンダントトップを一つのチェーンに複数付ける
    ・ご家族それぞれが別のペンダントとして持つ
    など、決まった「正解」は設けていません。

    大切なのは、
    「その方らしい向き合い方ができるかどうか」。

    今回のように、
    “一緒にも、別々にも寄り添える形”として
    小町を選んでいただけたことを、私たちもとても嬉しく思っています。

    納骨ペンダントの使い方に迷われたときは、どうぞお気軽にご相談ください。

    納骨ペンダント「小町」の“桜と拭き漆”や“らでん”、のど仏のはいる「ひのきの骨壷」などは、一点一点木目や螺鈿の輝き・色味が異なります。京都の博國屋の事務所までお越しいただくと、お気に入りの一品をお選びいただけます。

    お越しいただく際は、お電話等でご連絡お願いいたします。

    フリーダイヤル : 0120-169-281


    今回紹介した商品

  • 手に取ったとき、ほっとする|手元供養の売れ筋商品

    手に取ったとき、ほっとする|手元供養の売れ筋商品

    手元供養や骨壷を探されている方から、最近よく耳にする言葉があります。

    「冷たい骨壷から、温もりのある優しい骨壺へ」
    「木のぬくもりに癒され…」

    大切な方を想い、日々そばに置くものだからこそ、
    見た目だけでなく、触れたときの感覚を大切にされる方が増えています。

    今回は、
    「暖かい」「温かいと感じられる」という理由で
    実際に選ばれている、最近の売れ筋商品をご紹介します。


    木の温もりが伝わる「ひのきの骨壷」

    最近、特に多くお選びいただいているのが「のど仏が納まるひのきの骨壷」です。

    のど仏が納まるひのきの骨壷

    陶器の骨壷と比べ、
    手に取った瞬間に感じるのは、木ならではのやわらかさ。

    冷たさを感じにくく、
    「そこに在る」ことを自然に受け止められる――
    そんな安心感があります。

    また、

    「のど仏が納まる」
    「自宅に置いても違和感が少ない」

    といった点も、選ばれている理由のひとつです。

    「骨壷だけれど、骨壷らしすぎない」
    そんな声を多くいただいています。


    そっと身につけられる温もり納骨ペンダント「小町」

    納骨ペンダント 「小町」シリーズ も、長く安定して選ばれている手元供養品です。

    納骨ペンダント小町-黒檀と紫

    木製のペンダントはまだ珍しく、
    「金属やガラスだと少し冷たく感じてしまう」
    という方に選ばれています。

    特に人気なのは黒檀シリーズ。
    落ち着いた色合いと重みがあり、支持されているのではないでしょうか。
    また、黒漆に貝を施した少し豪華な「らでん」もよく選ばれています。

    身につけるものだからこそ、
    触れたときの感覚が、心に影響する――
    そんな実感を持たれている方が多いようです。


    静かに寄り添う、木と漆の骨壷ミニ骨壷「阿吽」「久遠」

    上記の他に木製の骨壷では、漆塗りのミニ骨壷 「阿吽」「久遠」 があります。

    ミニ骨壷久遠・阿吽

    久遠は黒と赤、どちらも落ち着いた色合いで、派手さはありませんが、静かに、確かに、そこに在る存在感があります。

    阿吽は蓋に金をあしらっており、プレミアム感を出しています。

    どちらも拭き漆で木目が薄っすらと見え、温かみを感じる骨壷です。


    陶器でも、冷たく感じない素焼きのお地蔵さま

    手元供養の代名詞、当店の看板商品の地蔵シリーズは陶器製ですが、冷たさを感じにくいのが特徴です。

    納骨オブジェ地蔵

    素焼きならではの、土のざらりとした手触り。
    つるつるした陶器とは異なり、どこか懐かしく、あたたかい印象があります。

    「置いているだけで、気持ちが和らぐ」
    そう言っていただくことの多いお地蔵さまです。


    暖かさで選ぶ、という考え方

    手元供養や骨壷は、頻繁に買い替えるものではありません。

    だからこそ、

    • 見たときの印象
    • 触れたときの感覚
    • そばに置いたときの気持ち

    こうした小さな違いが、日々の心の落ち着きにつながっていきます。

    「冷たくない」
    「温かいと感じる」

    そんな感覚を大切に、ご自身の想いに合う手元供養を選んでいただけたらと思います。