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  • 手元供養品「かぐや姫」納骨のお手伝いに伺いました

    手元供養品「かぐや姫」納骨のお手伝いに伺いました

    先日、手元供養品「かぐや姫」をご購入くださったお客様のお宅へ、納骨のお手伝いに伺いました。
    札幌ご出身のその方は、今年7月に大切なパートナーを亡くされ、来年の一周忌の頃には、弊社のもう一つの事業である樹木葬に埋葬されるご予定です。

    カン綜合計画・博國屋が贈る樹木葬>>

    それまでの間は、「故郷への里帰りや旅行にも、いっしょに連れて行きたい」とのお気持ちから、「かぐや姫」をお選びくださいました。

    手作りだからこそ選べる、“その人らしさ”

    お電話でお問い合わせをいただき、ご来店のうえ実物をご覧になってお選びいただきました。
    博國屋の手元供養品は、職人の手による一点一点の手作り。
    同じ形でも木目や表情が少しずつ異なります。

    お客様は「やっぱりこれがいいかな」と、じっくりと時間をかけて悩まれながら、パートナーの方にふさわしい一点をお選びになりました。


    ご自宅での納骨のお手伝い

    お支払い時に現金をお持ちでなかったこと、また「お骨を移すのが不安」とのご相談を受け、ご自宅が近いことから、商品のお届けと納骨のお手伝いを兼ねて伺いました。
    ※店頭販売の場合は、現金でのお支払いのみとなっております。

    初めて骨壷を開けたり、お骨を手に取ることは、どなたにとっても勇気のいることです。
    小さな手元供養品へ納めるには繊細さが必要なため、今回は少量を丁寧に砕き、慎重に納めました。

    フタはボンドでしっかりと固定し、納骨が完了。
    「これでもう大丈夫ですね」とおっしゃったお客様の笑顔が、今も印象に残っています。


    京都市内近郊のお客様へ

    遠方への訪問は難しいのですが、京都市内近郊で手元供養品をご購入いただいたお客様には、可能な範囲で納骨のお手伝いに伺うことができます。
    ご希望の日時や場所を添えて、どうぞお気軽にご相談ください。


    手元供養という選択

    手元供養は「お別れ」ではなく、
    これからの時間をどのように共に生きていくかを考える新しい供養のかたちです。

    大切な方を身近に感じながら、心を少しずつ整えていく。
    その歩みに、博國屋の品がそっと寄り添えたなら――
    私たちにとって、それ以上の幸せはありません。

  • 遺品整理と“心の整理”──手元供養が生まれる瞬間

    遺品整理と“心の整理”──手元供養が生まれる瞬間

    2025年秋に放送が始まったドラマ『終幕のロンド』。
    遺品整理を題材にしたこの作品は、「モノを片づけること」が実は「心を整理すること」と深くつながっている――そんなことをあらためて考えさせられるドラマです。

    遺品整理は、単なる後片づけではありません。
    ひとつひとつの遺品には、その人が生きた時間、声、温度が宿っています。
    だからこそ、すべてを手放すことができずに立ち止まってしまう人も少なくありません。

    片づけても、どうしても手放せないものがある

    納骨オブジェ「地蔵」

    私たち博國屋にも、「少しでも傍に感じていたい」「全部を納めてしまうのは寂しい」というお声を多くいただきます。

    お墓があっても、そこにすべてを埋葬することをためらう。
    散骨をするけれど、ほんの一部だけは手元に残しておきたい。
    そんな“離れがたさ”の想いから、手元供養を選ばれる方が増えています。

    遺品整理の現場では、故人の衣服や日記、写真などを「どうしても捨てられない」と話される方がいます。
    それと同じように、手元供養も“残すことで前へ進む”ための一歩なのかもしれません。


    モノを減らす時代に、“想いを残す”という選択

    今は「生前整理」や「断捨離」といった言葉が当たり前のように使われ、
    「持たないこと」が美徳とされる時代です。

    けれど、本当に大切なのは「何を残すか」を自分で選ぶこと。
    モノを減らすことが悪いわけではなく、
    “想いを残す”という選択もまた、心を整えるひとつの形だと思います。

    手元供養は、遺された人が悲しみを抱えながらも、
    「これだけは手放せない」と感じた想いを形にするもの。
    それは“モノ”というより、“祈りの居場所”なのです。

    手で包み込む小さな骨壷「阿吽(あうん)」

    暮らしの中に祈りを

    手元供養品は、仏壇のように特別な場所でなくても構いません。
    リビングの棚の上や、窓辺、寝室の一角など――
    自分が心静かに手を合わせられる場所があれば、それで十分です。

    故人を想う時間が、日常の中にそっと息づいている。
    それが、現代の供養のかたちだと私たちは考えています。


    結びに

    遺品整理も、手元供養も、“終わり”のための行為ではありません。
    むしろ、そこからもう一度、故人とつながりなおすための時間です。

    手放すこと、残すこと――どちらも「心を整えるための行為」。
    その中で見つけた“祈りのかたち”が、手元供養なのかもしれません。

    私たち京都博國屋は、これからも
    人と人とが、想いでつながり続けるための供養のかたちを静かに、丁寧にお届けしていきます。

  • 離れがたい ― 手元供養を選ぶ人の想い

    離れがたい ― 手元供養を選ぶ人の想い

    「手元供養」という文化は、まだ広く知られてはいません。
    私たち博國屋のスタッフの周囲にも、実際に手元供養を行っている人はほとんどいません。
    けれど、「どうにかして手元に遺骨を置いておきたい」と悩まれる方が確かに存在します。

    「もっと早く知りたかった」「こういう形があることを知らなかった」――
    そんな声をいただくたびに、私たち自身の発信力の不足を痛感し、
    より多くの方に“手元供養という選択肢”を届けたいと感じています。

    今回は、実際に手元供養品をご購入いただいた方々へのアンケート結果をもとに、その背景にある想いを少しだけご紹介したいと思います。

    手元供養を選ぶ人たち

    アンケートによると、手元供養を購入された方の約7割が女性
    供養の対象として最も多かったのは母親で、次いで子ども父親と続きます。

    また、平均寿命を迎える前に亡くなられた方を供養されているケースが多く、「まだ早すぎる別れ」を経験された方々が、深い悲しみの中で手元供養を選ばれているようです。

    ※このアンケートは、京都博國屋の手元供養品をご購入いただき、
    アンケートにご協力くださった方々の回答をもとにしています。
    そのため、社会全体の傾向を示すものではありません。


    「離れがたくて」――購入者の想い

    アンケートに寄せられた言葉の多くに共通していたのは、
    「少しでもそばに感じていたい」「見守ってほしい」という切実な気持ちでした。

    「お墓をもっていないので、散骨をするけれど、少しでもお骨を手元に置いておきたい」
    「お墓があっても、全部を埋葬してしまうのは寂しい」

    こうした言葉には、“離れがたい”という想いが静かに込められています。
    それは、形としての供養ではなく、「つながり続けたい」という心の表現なのかもしれません。


    祈りを日常の中に

    納骨ペンダント 小町

    手元供養品は、ただの分骨容器ではありません。
    多くの方が、故人そのものとして手元供養品に語りかけたり、撫でたり、身につけて出かけたりしています。

    置き場所として最も多いのは、家族が集まるリビング
    自然と目に入り、語りかけやすいその場所は、まさに「暮らしの中の祈りの場」となっています。

    納骨写真オブジェ 礎

    いわゆる“仏間”がなくても、リビングや寝室など、
    自分が心静かに手を合わせたり、語りかけたりできる場所があれば十分です。
    手元供養は、供養を「生活の一部」として続けていける方法でもあります。


    結びに

    手元供養は、「遺骨を置くこと」ではなく、「想いを傍に置くこと」。
    亡き人を想う気持ちが祈りとなり、日々の暮らしの中でそっと息づいていきます。

    私たち京都博國屋は、そうした“祈りの手応え”を感じられる供養のかたちを、これからも大切に伝えてまいります。

  • 仏壇じまい ― お仏壇の処分(供養)について

    仏壇じまい ― お仏壇の処分(供養)について

    仏壇じまいが増えている背景

    近年、一人暮らし世帯の増加やライフスタイルの変化により、仏壇を持たない、あるいは手放すご家庭が増えています。
    「仏壇じまい」という言葉が一般的になってきたのも、この流れの表れでしょう。

    決して「供養をやめたい」と思っているのではありません。
    実家を継ぐ人がいなくなったり、高齢の方が介護施設に移られる際に、仏壇を持って行けないため、やむを得ず処分するケースが多いのです。


    仏壇を処分する方法

    仏壇は長年ご先祖や故人をお祀りしてきた大切な存在です。そのため、ただの家具のように処分するのではなく、「供養」という手順を踏むのが一般的です。

    代表的な方法としては以下のようなものがあります。

    • お寺や菩提寺に依頼する
      ご住職に読経していただき、魂抜き(閉眼供養)をしてから処分します。
      → すでにお世話になっているお寺がある場合は、まずお寺に相談するのが最もハードルが低い方法です。
    • 仏壇店や仏具店に依頼する
      仏壇の引き取りや供養を代行してくれる場合があります。
    • 専門業者に依頼する
      仏壇供養・処分を専門に行う業者もあり、運搬から読経までを一括で任せることができます。

    いずれの場合も、まずは仏壇内に安置されている位牌や遺影を取り出し、別の形で供養を続ける準備を整えることが大切です。


    仏壇じまいの後の供養のかたち

    仏壇を手放すことは、供養そのものをやめることではありません。
    むしろ「今の暮らしに合った形で供養を続ける」という選択でもあります。

    例えば、手元供養という方法があります。
    小さな骨壺やオブジェに遺骨の一部を納め、自宅の一角に置いて手を合わせる。
    引っ越しの際も一緒に持ち運べるため、住まいが変わっても供養を続けられます。

    さらに、手元供養品は、いわゆる仏間がなくとも設置できます。
    リビングや寝室など、自分が心静かに手を合わせたり、語りかけたりできる場所に置くことができるのも特徴です。


    まとめ

    仏壇じまいは、決してご先祖や故人への想いを軽んじることではなく、時代や暮らしに合わせて供養を受け継ぐための選択です。
    仏壇から手元供養へ――かたちは変わっても、「祈り続ける心」は変わりません。

  • 京都博國屋の夏のひととき~五山の送り火と職人さんとの集い~

    京都博國屋の夏のひととき~五山の送り火と職人さんとの集い~

    8月16日、京都の夏を象徴する行事「五山の送り火」が行われました。
    お盆にお迎えしたご先祖の霊を見送り、冥福を祈るために古くから続く京都の伝統行事です。東山如意ヶ嶽の「大文字」をはじめ、妙・法、船形、左大文字、鳥居形と、五つの山に灯される炎は、京都の夜空を荘厳に彩ります。

    博國屋の屋上
    屋上から見える寺町通

    博國屋では、この送り火に合わせて、日頃お世話になっている職人の皆さまを社屋にお招きし、屋上から大文字山を眺めながらささやかな慰労会を開いています。
    手元供養品を共に作り上げてくださる職人の方々と、仕事を離れて語り合う時間は、私たちにとっても大切なひとときです。

    今年はあいにくの雨模様で、長時間の鑑賞は叶いませんでしたが、オフィス内でゆっくりと談笑しながら過ごす会となりました。
    炎が示す「送り」の意味を心に留めつつ、共に歩んでくださる方々と過ごしたひと夏の夜は、博國屋にとっても忘れがたい時間となりました。

  • 手元供養と仏壇の違い

    手元供養と仏壇の違い

    仏壇が小さくなってきた時代

    先日、大手の仏壇屋さんの営業の方とお話をしたときに印象的だったのが、
    「今は大きな仏壇は本当に売れないんです」という言葉でした。

    理由はシンプルです。
    マンションやアパートには仏壇を置くスペースがなく、戸建てでも仏間や床の間をつくらない家が多いからです。
    そんな背景から、今もっとも人気なのはシンプルな「ミニ仏壇」。
    小さな台にお位牌を置き、前にお花立や線香台を添える。
    その姿は、実は弊社や他社が販売している「手元供養セット」とほとんど変わりません。
    台に置かれているのが「お位牌」か「手元供養品(遺骨)」か――。違いはその一点です。


    仏壇と手元供養、対象のちがい

    仏壇はご先祖や仏さまを祀る場です。そこにはお位牌を中心に、ご先祖代々を敬う意味が込められています。
    一方で、手元供養は「個人(故人)の遺骨」に焦点を当てます。
    対象が“ご先祖全体”か“身近なあの人”か。この違いが大きな分かれ目です。

    遺骨を扱うという点で、手元供養には抵抗を感じる方もいます。
    けれど、「自分が亡くなった後に管理を引き継がせたくない」「小さな形で個人の供養を完結させたい」
    そんな考えから手元供養を選ばれる方も少なくありません。


    共通する想い

    仏壇も手元供養も、形は違っても根底にあるのは同じです。
    「大切な人を忘れず、日常の中で手を合わせる」こと。

    仏壇が置けなくなってきた現代の暮らしの中で、
    ミニ仏壇や手元供養といった“新しい供養のかたち”が自然に広がってきたのは、私たちの暮らしに寄り添ったごく自然な流れなのかもしれません。

  • 分骨証明書って必要?|手元供養や分骨時の法的ルールと慣習

    分骨証明書って必要?|手元供養や分骨時の法的ルールと慣習

    はじめに

    「お骨を分けてもいいの?」
    「骨壺から出したら法律違反にならない?」

    身近に手元供養をしている人がいないと、どうしてもこんな疑問や不安が浮かびますよね。
    今回は、お客様からよく聞かれる「分骨証明書」の必要性や、分骨に関する法律・慣習について、やわらかく解説します。


    分骨は法律で禁止されていない

    まず最初にお伝えしたいのは、分骨は違法ではないということです。
    日本には「墓地、埋葬等に関する法律(墓地埋葬法)」がありますが、禁止されているのは以下の行為です。

    • 遺骨を捨てる
    • 正規の墓地以外に埋める

    つまり、きちんとした方法で保管する場合、分骨や手元供養は法律に触れません。
    余談ですが、「散骨」についても、骨とわからないサイズ(直径2mm以下)まで砕く(粉骨に)することで、「捨てる」でもなく「埋める」でもないため、法律には抵触しません。


    分骨証明書とは?

    分骨証明書とは、「この遺骨は確かにこの方のものです」という証明書です。
    火葬場や、納骨しているお寺・霊園で発行してもらえます。


    なぜ必要になるの?

    お骨を別の墓地や納骨堂に納めるときや、寺院に預けるときには、遺骨の身元確認が必要になる場合があります。
    このとき、分骨証明書があればスムーズです。

    一方で、自宅で手元供養をするだけであれば、分骨証明書は必須ではありません。


    分骨証明書が必要になるケース

    • 他の墓地や納骨堂に分骨した遺骨を納めるとき
    • 永代供養墓や合同墓に一部を納めるとき
    • 海外へ遺骨を持ち出すとき(国や地域によって必要書類が異なります)

    発行のタイミング

    分骨証明書は、火葬時に依頼すれば火葬場で発行してもらえることが多いです。
    また、後日でも納骨先のお寺や霊園に依頼できる場合がありますが、以下のような場合は難しくなります。

    • すでに別の場所に移してしまった
    • 納骨先が不明

    そのため、分骨の予定があるなら早めの手続きがおすすめです。


    まとめ

    手元供養を行う場合、分骨証明書は必ずしも必要ではありませんが、後々のトラブルを防ぐ“保険”のような存在です。
    分骨証明書がない状態でも、法律的に何ら問題なく分骨も手元供養も行えます。

    大切なのは、法律のことだけでなく、故人を想う気持ちを大切にすること
    分骨証明書のことを知っておくだけでも、今後の選択が安心して行えるはずです。

  • 手元供養に関する よくあるご質問

    手元供養に関する よくあるご質問

    手元供養を考え始めると、「これって大丈夫かな?」「みんなはどうしてるんだろう?」と、いろんな疑問が浮かんできますよね。
    今回は、実際にお客様からよくいただくご質問に、京都博國屋のスタッフが一つひとつお答えしていきます。


    Q. 遺骨を分けたり、骨壺から取り出すのって法律的に問題ないんですか?

    A. 法律的にはまったく問題ありません。

    「大切な人の遺骨を分けるなんて…」と、気持ちの面で悩まれる方は多いですが、法律的には分骨も取り出しも認められています。
    手元供養のために少量を取り出す、ということであれば、特別な手続きも必要ありません。

    ただし、分けたお骨を墓地に埋葬する場合は「分骨証明書」が必要になるケースがありますので、その点だけはご注意くださいね。


    Q. 自分が亡くなったあと、この手元供養品ってどうすればいいんでしょう?

    A. いくつか選択肢はありますが、“元気なうちに伝えておく”ことが大切です。

    よくあるのは、

    • 「自分と一緒に棺に入れてほしい」
    • 「新しいお墓や散骨と一緒に納めてほしい」
    • 「誰かに受け継いで、引き続き大切にしてほしい」

    といった選択です。

    どの選択肢でも間違いはありません。ただ、残されたご家族が困らないように、「どうしてほしいか」「この中には誰のお骨が入っているのか」など、わかるようにメモを残したり、伝えておいてくださいね。


    Q. 全部のお骨を手元供養にしてもいいんですか?

    A. はい、全骨を手元で供養することも可能です。

    ただし、当店の手元供養品は基本的に「少量の納骨」を前提としているため、全骨用の大きな容器はご用意していません。

    全骨をご自宅で保管される場合は、拾骨後の骨壺をそのまま安置される方も多いです。
    もしくは、市販されている全骨対応のデザイン骨壺を探してみるのも一つです。


    Q. ペットにも使っていいんですか?

    A. もちろん大丈夫です。

    京都博國屋では「人のため」の手元供養品として製作していますが、「愛犬や愛猫のお骨を納めたい」とご購入いただくお客様もたくさんいらっしゃいます。

    ペットも大切な家族。
    その子のために、心を込めて選ばれる姿を私たちも嬉しく思っています。


    Q. 粉骨って必ず必要なんですか?

    A. 必須ではありません。ただ、粉骨すると選べる供養品が増えます。

    粉骨をせずに納められるお骨もありますし、細かいお骨を選んでいただければペンダントタイプにも納められます。
    ただ、納骨口がとても小さい商品もあるため、「喉仏をそのまま納めたい」という場合は注意が必要です。

    また、粉骨するとお骨の体積が小さくなるので、限られたスペースでもたくさんのお骨を納められるというメリットもあります。


    Q. どのくらいのお骨が入りますか?

    A. 商品によってさまざまですが、「ひのきの骨壺」が一番たっぷり入ります。

    たとえば「ひのきの骨壺」は、喉仏が余裕をもって納まるサイズ。
    一方で、ペンダントやお守りタイプはとても小さく、ごく少量しか入りません。

    「喉仏を納めたかったのに入らなかった…」なんてことにならないよう、事前にサイズを確認していただくのが安心です。

    ちなみに、多くの商品では「喉仏が入ります」などと明記されていますので、購入時の参考になさってください。

  • 樹木葬・散骨と手元供養をセットで考える

    樹木葬・散骨と手元供養をセットで考える

    最近、樹木葬や散骨を選ぶ方がとても増えています。
    「自然に還してあげたい」「自分が亡くなったあと、家族に負担をかけたくない」
    そんな想いから選ばれる方が多いのですが、ここでよく聞くのが…

    「でも、もう少しだけ手元に置いておきたいんです。」

    樹木葬も散骨も、一度埋葬・散布してしまうと、もうお骨は戻ってきません。
    だからこそ、ほんのひと握りのお骨だけは残しておくという方が、実はとても多いのです。

    樹木葬と手元供養の相性

    樹木葬は自然に還るお墓ですが、墓地はお寺や霊園の中にあるので、
    お参りが遠方になってしまうこともあります。

    「埋葬する前に、もう少し自宅で手を合わせたい」
    「お墓が遠いので、家の中にも故人を偲べる場所がほしい」

    そんな理由で、喉仏や小さなお骨を手元供養品に納める方が増えています。
    お墓に埋葬する安心感と、手元にある心の寄りどころ。
    その両方を叶える方法なんですね。


    散骨と手元供養の相性

    散骨は「自然に還す」美しい供養ですが、撒いてしまえばもう戻せないのが散骨です。

    だから散骨を選ぶ方の多くが、
    「一部だけ手元に残したい」
    「ペンダントや小さな骨壺に入れて、いつもそばに感じたい」

    と、散骨の前に少量のお骨を分けて手元供養をしています。


    仏壇のない家が増えた今だから

    もうひとつ、手元供養を選ぶ方が増えている大きな理由。
    それは、仏壇がない家が増えたことです。

    昔はどの家にも仏壇があって、家族みんなで手を合わせるのが当たり前でしたよね。
    でも今は、マンションやコンパクトな暮らしが主流になり、
    「仏壇を置くスペースがない」「仏壇を持つ習慣がない」家が本当に多いんです。

    そんな中、仏壇の代わりに手元供養品を置いて、日々手を合わせるという選択をする方が増えています。
    大きな仏壇はなくても、小さな供養品ならリビングや棚の一角に置けて、
    故人をいつでも身近に感じることができるんです。


    ほんの少しでも手元にある安心感

    実際に手元供養品を選ばれた方が、こんなことをおっしゃっていました。

    「少しだけでも手元にあるだけで、こんなにも心が落ち着くとは思いませんでした。」

    お墓や散骨は最終的な安住の場所。
    でも、その前に「もう少し一緒にいたい」という気持ちに寄り添うのが手元供養です。


    京都博國屋の手元供養品

    京都博國屋では、

    • 喉仏や少量のお骨を納める置き型の納骨オブジェ
    • 肌身離さず身につけられるペンダントやお守りタイプ

    を京都の職人と共に丁寧にお作りしています。

    樹木葬や散骨を選ぶ前に、
    「ほんの少しだけ、お骨を手元に残す」という選択を、ぜひ考えてみてください。


    自然に還る供養と、手元に残す供養。
    その両立は、あなたやご家族の心に、やさしい安心をもたらしてくれるはずです。

  • 手元供養の種類と、それぞれの選び方

    手元供養の種類と、それぞれの選び方

    「お墓が遠くて、なかなかお参りに行けない」
    「仏壇がないけれど、故人をもっと身近に感じたい」

    そんな想いから選ばれることが多いのが 手元供養 です。

    手元供養とは、火葬後の遺骨や遺品を自宅など身近な場所に置き、日々の暮らしの中で手を合わせたり、そっと想いを寄せる供養のかたち。

    いちばんシンプルな方法は、火葬場から持ち帰った骨壺をそのまま自宅に安置することです。

    「まだあの人がそばにいるような気がして、何年も納骨できずにいます」
    ――そんなお声も珍しくありません。

    ただ、やはり骨壺をそのまま置いておくと、見た目や置き場所の問題も出てきますよね。
    そこから、手元供養にはいくつかの“選択肢”が生まれています。

    A:遺骨を全部残す? それとも一部だけ分骨する?

    手元供養というと、多くの場合は 遺骨の一部(喉仏など)を分けて、少量を自宅で供養すること を指します。
    残りは樹木葬や永代供養墓に埋葬したり、散骨したりと、別のかたちで納める前提です。

    でも中には、

    • 「分骨はしたくない」
    • 「そもそも埋葬するお墓が決まっていない」

    という理由で、火葬後の遺骨すべてを手元に置かれる方もいます。

    ただし全骨を保管する場合、スペースや見た目の問題がどうしても出てきます。
    そんなときの解決策がこちらです。

    • A-1 デザイン性の高い骨壺に入れ替える
       →インテリアに馴染む骨壺なら、暮らしの中に自然に置けます。
    • A-2 骨壺カバーをかける
       →“骨壺感”を和らげるだけでも印象が変わります。
    • A-3 粉骨して、小さな容器に納める
       →体積を減らして扱いやすく。見た目の自由度も上がります。

    粉骨に抵抗がなければ、A-3がいちばん省スペースで、デザインの選択肢も豊富です。


    B:粉骨する? そのまま残す?

    粉骨とは、遺骨を砕き、細かい粉状にすること。

    メリット

    • 体積が約4分の1に減るので、コンパクトに保管できる
    • 将来、散骨や一部の樹木葬へ納める際のハードルが下がる

    ただ、粉骨は故人のお骨を砕く行為ですから、抵抗を感じる方も少なくありません。
    気持ちの整理がつかないうちは、無理に選ばなくても大丈夫です。


    C:身につけるか、置くか

    手元供養品には、大きく2つのタイプがあります。

    • 置き型タイプ … ミニ骨壺や納骨オブジェなど、お部屋に置いておけるもの
    • 身に着けるタイプ … ネックレスや指輪など、アクセサリーに納めるもの

    「できるだけ多くの遺骨を手元に残したい」という方は置き型を選ばれますが、
    「肌身離さず、いつも一緒にいたい」という方はアクセサリー型が人気です。

    特に遺骨をダイヤモンドに加工する方法は、手元供養を知らない方でも耳にしたことがあるかもしれませんね。
    納められるのはほんの数グラムですが、それでも「一番近くで感じられる」という安心感が選ばれる理由です。


    手元供養に決まったかたちはありません

    ひのきの骨壷

    手元供養は、故人を想う気持ちをかたちにする方法 です。
    そこに厳格なルールはありません。(※ただし分骨した遺骨をお墓に納める際には分骨証明書が必要です)

    実際に、ペットの遺骨をジャムの空きビンに入れて供養している方もいますし、遺骨ではなく、故人が愛用していた眼鏡や腕時計をそっと飾って手を合わせる方もいます。

    大切なのは、かたちよりも“気持ち”。
    もっと自由に、もっとあなたらしく――それが現代の供養のあり方です。


    京都博國屋の手元供養品について

    京都博國屋では、置き型の納骨オブジェや、ペンダントタイプ・お守りタイプの手元供養品を製作しています。

    粉骨をされる方もいらっしゃいますが、実際には多くの方が喉仏や小さめのお骨を選んで供養品に納めるケースがほとんどです。

    天然素材を中心に、手に取ったときの温もりや質感、安心感を大切に、職人の手仕事でひとつひとつ丁寧に仕上げています。

    この記事が、手元供養を検討されている方の一助になれば幸いです。