手元供養の新商品の紹介-ひのきを使った台座-その1 -手元供養のことなら京都博國屋
博國屋オリジナルの手元供養関連商品の紹介。2019年5月1日から発売となりました。令和元年初の商品紹介です。
手元供養に合わせる台座やステージは、今までもありました。結構仏壇屋さんが、小さな仏壇として作っているのを手元供養に使ったりしているのが多く見かけます。手元供養ありきで考えられているのはあまりないのではないでしょうか?
まずは素材から
手元供養品を飾るので、素材から考えようと思いました。考えるとはいってもほぼ迷いなく「木」を使おうと思いました。
じゃあ何の木?
これには迷いました。手元供養品に合う木ってなんだろう。もちろん商品化するにあたっては、手に入れやすい木で、個体差がなるべく少ないのが良いですね。
だいぶ省略しますが、とあるきっかけで京都で「檜(ひのき)」を専門に扱っている製材屋さんを知りました。
檜(ひのき)
ひのきと聞いて、一番に思いついたのが風呂桶でした。いい香り、美しい色味、上品さ。イメージだけでは手元供養品に合うのではないだろうかと思いました。
調べてみると、「檜は宮殿をつくるに最も適している(日本書紀)」、とある宮大工さんは「木といえばひのき」などなど、大切な故人のお骨が入った手元供養品を置くのにふさわしいじゃないかと感じました。
その京都の製材屋さんも、神社仏閣に使われる木を作っているということなので、「よしこれで行こう!」となりました。

個体差
さきほど、個体差は少ない方が良いと言いましたが、やはり生きている木を使うので、同じものは2つとありません。
なので、個体差が良い意味ででます。木目の線の太さ、細さ、色の濃さ、赤みや白い部分の多さなど、節は無いようにしていますので、全体の雰囲気はどれも同じよう作っています。