【新発売】納骨ペンダント小町「らでん」のご紹介(手元供養品) -手元供養のことなら京都博國屋
虹色に輝く美しい螺鈿細工を施した納骨ペンダント小町「らでん」
手元供養品として、故人の遺骨の一部を納め大切な人を身近に感じる事の出来る納骨ペンダント。
金属製のペンダントが多い中、博國屋では棺の中にも入れてもらえるよう、天然素材にこだわって作ってきた小町に、新たに黒漆に螺鈿細工を施した、「らでん」が加わりました。 先に販売した「くろ」に細く切り取ったアワビの薄貝を施しました。
途中までは「くろ」と同じように4回ほど漆を塗り重ねた後、アワビの貝殻を貼り付けます。
この後、さらに貝殻の縁が引っかからないように面相筆をつかって漆で縁取っていきます。
こちらの作業も3回ほど行い貝と漆がデコボコにならないようにします。
最後の仕上げに耐水ペーパーを4種類とコンパウンド、呂色磨き粉の順で磨き上げて漆特有の艶を出しています。
※黒漆の作業風景はこちらをご覧ください 貝が割れないように慎重に作業
向きを間違えると綺麗に輝かない 面相筆で縁を取る
直線なので意外とやりやすいです 他の漆の小町より作業工程が多くなりますが、その分魅力のある手元供養品になっていると思います。
たくさんある納骨ペンダントの中でも、他にはない珍しいモノだと思いますので、興味がございましたら下記ページも参考にご検討頂ければと思います。
螺鈿とは
そもそも螺鈿(らでん)は、貝類を彫刻して漆地や木地などにはめこむ技法のことをいいます。
使用される貝には、ヤコウガイ(夜光貝)、シロチョウガイ(白蝶貝)、クロチョウガイ(黒蝶貝)、カワシンジュガイ(青貝)、アワビ、アコヤガイなどがあります。
螺鈿の起源はまだ明らかではありませんが、貝片を用いた装飾法は古代メソポタミアや中国の殷周時代にはみられ、唐の時代には精巧な技術に発展し、日本に渡ってきたと考えられています。
平安時代には当時の日本の代表的な工芸品となった黒漆螺鈿や螺鈿と蒔絵との併用などもみられるようになりました。
↑弊社で使用しているアワビ貝