喉仏がちょうどよく納まる手元供養品の紹介 -手元供養のことなら京都博國屋
手元供養に大切な故人のお骨を入れる場合、入れなければいけない部分というのはありません。ですが、「のど仏が入る骨壷が欲しい」という方は少なくありません。博國屋では、のど仏が入る口径の大きな骨壷をご用意しております。商品の特徴も合わせて紹介いたします。
のど仏
お骨の「のど仏」は、喉元にある男性の方が目立つ、ちょっとぷっくりしている部分のことではなく、頚椎のお骨のことです。すべての方が火葬時に残っているわけではなく、むしろ立派な形を残していることは稀なようです。
仏様が座っているような形からのど仏と言われていて、収骨する時に、火葬場の方が説明してくれます。他の骨より貴重とか特別扱いするべきというわけではありませんが、のど仏だけを入れる骨壷があったり、お仏壇に飾る方もいらっしゃいます。
大きさは?
こちらは博國屋にある、のど仏のサンプルなのですが、サイズは最大といっていいぐらいの大きさです。このサイズをベースに作った骨壷がございますので、どんな方でもご心配なく納めて頂けます。
縦5.1cm横5.3cmで形はそのままですので、実際のご遺骨の場合、火葬した時に少し崩れていますので、さらに小さくなります。
のど仏が入る骨壷
のど仏が入る骨壷として製作した手元供養のミニ骨壷になります。手元供養の中でも容量が多く、のど仏を入れたい方だけでなくより多くのお骨を納骨したい、傍においておきたいという方に好評頂いております。
2019年に発売したばかりですが、ありがたいことにお問い合わせを多く頂いております。どうしても職人の手作り品となりますので、生産数が少なく、お待ちいただく場合もございます。
ただその分、ひのきの木目の美しさ、木の温かみを感じて頂ける手元供養品となっています。
色違いの西陣飾り
天然素材のため、2つとして同じ木目のものがない唯一無二の骨壷にはなりますが、木目以外に大きく違う点は、骨壷の蓋についているツマミ飾りの素材です。先ほどの紺色の方が藍染の生地から作っており、こちらのベージュは西陣織の生地を採用しています。
濃淡で、木の雰囲気や力強さ、柔らかさが変わります。イメージは藍染が男性用、西陣が女性用ですが、お好みで選んで頂けたらと思います。
木の変化
この骨壷はヒノキを使っています。京都の北の方の丹州(丹波地方)で作ってもらっているのですが、この博國屋がある京都市中京区と湿度の差で、少し縮みが出たりするようです。
こうした木の変化、経年変化により色の変化、など自然素材が持つ特有の変化というのは、味わい深いものがあります。私も初めは「あれ汚れている?」という部分があったのですが、実はヒノキから出るヤニだったようで、木が生きている証拠だったようです。
大切な故人が、自然の中で安らかに眠ることもイメージして作ったミニ骨壷です。ぜひご覧頂ければと思います。