お墓以外でご遺骨を供養する1つの方法 -手元供養のことなら京都博國屋
人が亡くなると、お葬儀の後、四十九日を経てお墓に納骨。というのが当たり前だと思っていました。もちろん人それぞれだと思いますが私の常識ではこうでした。ですが今やお墓以外の選択肢があり、お墓=石のお墓という図式も成り立たなくなっています。
お墓以外で故人である遺骨の供養方法をご紹介します。
お墓以外に納骨
この場合のお墓は「石のお墓」とします。
以前の私の常識では、お墓以外の選択肢はなかったので???となります。「納骨」というとお骨を納める行為ですが、今回はより幅広い意味合いで、ご遺骨の行き先を決める、仕舞いをするということとします。
骨を撒く?!
以前「手元供養と散骨を合わせて残りの遺骨の行き場所を考える」でも紹介しましたが、お骨の行き先の一つとしてお骨を撒いて供養する”散骨”があります。撒く行為ではなく、どこに撒くのかが重要視されます。
〇〇の海に眠っているという感覚になります。命日はその海に行って手を合わしたり行けなくても、そちらの方角に向いて手を合わせるなどして供養します。墓標のように目の前に形があるのではなく、ふんわりとした空間全体に故人を感じることができます。
土の中に納骨?!
石のお墓に納骨する場合、お墓の下のカロートというスペースに納骨します。地面の下ですが、正直土の中という感覚はありません。土の中であれば、樹木葬です。散骨とは違い、墓地域に埋葬しなければいけませんが、自然に還る方法の1つとして人気になっています。
散骨より、明確に埋葬した場所がわかるので、冷たい石のイメージが嫌であればおすすめの供養方法です。お墓のひとつです。
手元供養に納骨?!
手元供養専門店として、一番言いたいのはこれです。手元供養品に納骨です。故人のお骨を身近に置くという選択肢。小さなお墓、小さな仏壇といわれる手元供養です。
納骨できる量は、そこまで多くはないですが、昨今のお墓事情(お墓が遠い、継承できない)を考えれば、これ以上ないお墓だと思います。
分骨することもできますので、現代的な供養方法の代表です。