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手元供養とミニ骨壷の秘密の製法 -手元供養のことなら京都博國屋

人の口に戸は立てられぬもの、ネットの情報にはフタができぬもの。ですが、博國屋の看板商品お地蔵さんとミニ骨壷の秘密の製法をちょこっと紹介します。

ミニ骨壷はどこに収まるのか?


この可愛らしく、優しいお顔のお地蔵さんは手元供養品です。真鍮製のミニ骨壷がついていますが、上の画像のように並べると、ミニ骨壷の装飾としてお地蔵さんがあるように思えます。

しかし違うのです。このミニ骨壷お地蔵さんの中に内蔵されます。そうお地蔵さんはオブジェであって、さらにミニ骨壷を守るガワとなるのです。

人に変わって、不幸を受けてくれる身代わり地蔵ではないですが、大切なお骨を守るのに、これほどうってつけの存在はないでしょう。とにもかくにも、このお地蔵さんの中にミニ骨壷が入る不思議をご説明します。

お地蔵様の納骨部分の説明

断面図から説明


これは納骨オブジェお地蔵さんの断面図のイラストです。このように、お地蔵さんの底からミニ骨壷を押し込み内蔵することができます。円柱形の真鍮製の骨壷の底が床と接する部分となります。

「押し込むだけ」なので、お地蔵さんを持つとミニ骨壷がスッポリと抜けちゃうんじゃないかと心配になると思います。そこはご安心ください。上の画像のピンク色の「特殊部分」に秘密があります。ここは流石に秘密です。

お地蔵さんを持っても抜けませんが、ゆっくりとミニ骨壷をつかんで引っ張りだすことはできます。硬すぎず緩すぎない絶妙な仕上がりとなっています。

試行錯誤の1年間


そもそもは内部形状の安定しない焼き物と、一定の形状の「納骨カプセル」をどう引っ付けるか・・。・地蔵の底に板を貼って、ネジ留め。・貯金箱形式。色々トライ&エラーを繰り返し一年以上掛け出来上がったのがこの技術です。

特許庁の実用新案にも認定され、博國屋の「納骨オブジェお地蔵さん」をつくる大事な技術となっています。

ちなみにこれは、納骨写真オブジェ追憶にも使われている技術です。

秘密を知ってしまうと、「なるほど」「意外と単純」と思う技術です。可愛らしいお地蔵さんにも、焼き物の技術だけでなく、科学の技術が詰まっているんです。

納骨ペンダント小町くろあか
>>漆を施した木製ミニ骨壷
納骨ペンダント小町くろあか
>>漆を施した納骨ペンダント
  • 手元供養の博國屋代表山崎譲二

    自己紹介

    「はじめまして、ひろくに屋店主の山崎譲二です。手元供養品を2002年から京都で製造販売しております。手元供養についてわからないことございましたら、いつでもご相談ください。」

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