手元供養する前に骨壷の中のカビにご用心!! -手元供養のことなら京都博國屋
遺骨にもカビが生える事 ご存知ですか?約1,000度以上で火葬されたご遺骨は、滅菌され、まず腐ることはありません。しかし、その後、お墓の下など湿度の高い場所で安置すると、遺骨にもカビが発生するんです!骨壺をあけたらビックリ・・どうしよう。そんな事態をふせぐためにも、カビ対策しましょう。
遺骨はどこに保管したらいい?
お墓の場合は、骨壷はお墓の下のカロートに保管されます。しかし手元供養の場合、保管場所というのは自由に選べます。大切な人のご遺骨だから、大事に大事に、万が一にの時にも壊さないように、人目に触れない奥の方に慎重に保管される方がいらっしゃいますが、空気の流れのない場所は湿気が多く、実はご遺骨の保管には向いていません。
それよりも、日常的に家族が出入りし常に空気がながれている、リビングのような場所がおすすめです。リビングでなくてもかまいません。風通しのいい湿気の少ない場所に保管しましょう。
結露に注意!
風通しがあり湿気の少ない場所が保管には適している!と先ほど述べましたが、気温差も大敵です。例えば、日当たりのいい直射日光の当たるような場所ですと、ご遺骨の入れ物の内側と外側に気温差が生じ結露が起こる可能性が高くなり、カビが発生しやすくなります。
また、寒い所から暖かい部屋に入ったときにメガネが曇ってしまうのと同じように、急激な温度の変化も良くありません。気温差、結露に要注意です。
カビを防ぐには①脱湿気
乾燥剤を使用し湿気を吸湿させる方法があります。この場合、湿気は下方にたまる性質があるため、ご遺骨の下に敷くと効果的です。もしご遺骨を取り出すことが難しければ、入れ物の蓋の裏に乾燥材を張り付け、湿気を取り除きましょう。また、入れ物は湿気を入り込ませない気密性の高いものがおすすめです。もし、ご心配ならの蓋と入れ物の境目にテープを巻くと有効的です。
カビを防ぐには②脱酸素
これが、初めて聞いたとき私は驚いたのですが、粉骨し真空パックにする方法です。
酸素がなければカビは生えませんので、パウダー状のご遺骨を真空パックするとカビ予防になります。また、粉骨すると容積が小さくなりますし、骨壺だけでなく小さな手元供養品に収めるなど選択肢も増えてきます。
手元供養はカビ対策ができる?!
手元供養品の中には素材によって、若干吸湿性の高いものがございます。特にこのひのきの骨壷は、名前の通りひのきを使っております。特性として吸湿性が高く、そのため様々な用途に使われる素材です。
手元供養品の中には密閉度が高いものがあります。例えば博國屋のミニ骨壷のなごみです。
ねじ式の蓋はしっかりと閉まります。さらに手元供養の場合、大量の御遺骨をいれることはないので小さな乾燥剤でも入れておけば十分です。
手元供養品を選ぶ際には、デザインだけでなく、そういった機能面でも選ぶ基準を持ってもらえれば、より納得のいく手元供養ができると思います。皆様の大切な方のご遺骨、ご自宅に保管するなら是非参考にして下さると幸いです。