手元供養は宗教にこだわらない、自分らしい供養が出来るとして広がりをみせています。ではなぜ手元供養が普及したのでしょうか。宗教または無宗教にも関係あるのでしょうか?

合わせて「手元供養するとき無宗教の場合とそうでない場合の違い」の記事もぜひご参考ください。

手元供養と同様に普及したもの


手元供養と同時に、家族葬という葬儀、宗教にとらわれない自由葬や音楽葬、お葬式をあげない直葬、お墓ではなく樹木の下に遺骨を埋める樹木葬も普及しました。これらの普及は同様の理由・背景があると考えられます。

手元供養普及の背景

  1. 信仰をもっていないため宗教的儀式は望まない
  2. 故人の弔いは、身内だけで行いたい
  3. お墓を継承し続けられないし経済的理由で維持できない

等々、ひと昔前なら考えられないことかもしれません。
こういった死生観の変化や社会的な状況を背景に、手元供養は普及しました。また、手元供養が普及するにあたっては精神的な理由も大きいでしょう。

人の死と関わることは少ないかもしれませんが、普段の生活でも感じることがあるような気がします。供養の方法は、文化や普段の生活と結びついています。

手元供養を選ぶ人の精神的な理由


大切な人を失ったことを少しでも和らげたい。故人を常に身近に感じていたい。といった想いだと私は思います。

お墓が遠く墓参にいつも行けない。

少子化・核家族化で、墓を守り、受け継ぐ人もいないとなれば、代々受け継ぐお墓を持つ意味はあるのだろうか・・

それよりも、いつも故人に話しかけたい。そんな思いが、自由で宗教宗派の縛りのない手元供養とマッチし、たくさんの人に求められてきたのでしょう。

私自身無宗教で、宗教にも詳しくないのでわからないですが、故人を想う、根本的な気持ちは誰しもあると思います。

無宗教でも、特定の宗教があっても自由に行えるのが手元供養です。ぜひ自分らしい供養ができることを願います。