骨壷から手元供養に移す時に気を付けることは?焦らずゆっくり〇〇しながら -手元供養のことなら京都博國屋
手元供養をいざやろうと思ったとき、最初の難関…というか、ここが一番重要で失敗したくない、失敗するわけにはいかないというのが、納骨です。
そもそも手元供養って何?という方は、まず「手元供養とは」をご覧くださいね。
手元供養の納骨は、骨壷に入ったご遺骨を手元供養品に移すことを言います。文字通り「お”骨”を”納”めるです」ことです。
ご遺骨を骨壷から手元供養品に納骨するにはどのようにするのがいいのかご説明いたします。
ゆっくり語りかけながら
道具としてこれを用意した方がやりやすい、これは便利などもあるのですが、まずは気持ちの面では、ご遺骨は故人の生きた証でもあります。
大切な方の骨壷を開ける、ましてや見るという行為は抵抗があるかもしれません。なので、手元供養に納骨する際には、故人に話しかけながら、1つ1つの工程をゆっくりとしてあげてください。
いつも話しかけていたように、「今から手元供養に移すね」など、心の対話をすることも供養の1つだと思います。
手袋と小さなスプーン
骨壷の蓋を閉めるところは見たことがあっても、開けるということはあまりしないかもしれません。骨壷の中に、火葬証明書や埋葬許可証が入っている場合が多いので、お墓に納骨する際に見ることがあります。
なので、まじまじとご遺骨を見ることはなく、少しドキドキするかもしれません。焼骨というのは、800℃から1200℃で焼かれており、非常に脆くなっています、滅菌されるので衛生的には問題ありません。
少し力を入れて持ってしまうと粉状になってしまうので、ビニール製の手袋やゴム手袋のようなものをはめておいた方がいいです。風通しが良いところでやると、舞ってしまうかもしれませんので注意が必要です。
手で触るのに抵抗がある場合は、コンビニでもらえるようなプラスチックのスプーンや、ピンセットなどで、お骨をすくい上げるようにするとやりやすいです。
気持ち少な目で
手元供養品の納骨部分は、意外と小さなものです。博國屋の一番大きな骨壷のひのきの骨壷でも両手で包み込めるぐらいの大きさになっています。
片手サイズのものだったらさらに小さい容量です。例えば、今は見ないですが、カメラのフィルムケースに入れるようなイメージです。
そのため、多くのお骨をいれようとするあまり、押し込んでお骨が崩れてしまったりします。崩れることは悪いことではありませんが、気持ち的な部分では「ごめん」と思ってしまいます。
多くのお骨を入れる場合には粉骨することをおすすめします。粉状になるので、綺麗な砂のような形にもなりますし、無駄なく納骨することができます。
博國屋の手元供養の場合、直接お骨を入れるのではなく、付属の納骨袋に入れて納骨するものもあります。口を絞って紐で結ぶため、目一杯入れるのではなく、少な目に入れて、余裕をもったほうが結果綺麗に納まります。
手元供養の納骨というのは、原則なルールがあるわけでもしきたりがあるわけでもありません。ただ大切な人を大切な場所へ移すだけです。
難しいことを考えずに丁寧に行ってあげるのがいいと思います。
博國屋では、手元供養品専門の会社ですので、粉骨サービスも同時に承っております。粉骨について詳しくは「手元供養専門ですが粉骨も承ります」をごらんください・